兄弟喧嘩(m/m M/m)
続けて投稿~。
短編です。
ビビッと来たので(^^)v
卒業式シーズンに向けて何か案を練らないとなぁ~♪ではでは!
兄弟喧嘩(m/m M/m)
ある家の、ある家族のお話である。
・・・・閑静な住宅街に住む二人の兄弟の喧嘩が今日も響き渡る。
「おにいちゃん~!!ゲーム勝手に貸したでしょ!あれまだやり途中だったのに!!」
「うるせぇなぁ~!!!お前がクリアするの遅いからいつまでたっても貸せねぇから先にクリアしそうなやつに貸しただけだろ!」
言葉だけでなくすでに手や足がどんどん出ているこの兄弟喧嘩、すでに兄はあそこに毛が生えてき始めたころのお話である。3つ下の弟では兄に勝てるわけもなく頑張ったものの、すぐに泣かされてしまった。
「わぁ~~~~!!!!」
喧嘩では勝てない弟は、泣きながら兄の机にいき、兄の隠していたテストの答案を取り出して脅す作戦に切り替えた。
「もうお父さん帰ってきたらテストのこと話しちゃうからいいもん!!」
完全に隠せていたと思っていた兄はこれにびっくり。
「お前!!!・・・・卑怯だぞ!ゲーム関係ないじゃんかよ!それ返せよ!話したらただじゃおかないからな!!」
とどめと言わんばかりにげんこつを加える兄に弟は黙ってなかった。
「なんだっていいもん!絶対言ってやるから!!」
「お前!!・・・卑怯なやつにはなぁ~・・・もうおこったからな!!」
弟に近寄るととられては大変と抱え込み丸くなる弟。しかしそれにはお構いなしと、ズボンに手をかけた。そうすると、パンツも一緒にずり下げてしまったのだ。
「あ!!」
弟は丸まってたため気づくのが遅れてしまい・・・もう遅い。
「悪い子にはお仕置きだって、父ちゃんも毎回言ってただろ!」
パチィン!
「いたぁーい!」
パチィン!!パチィン!パチィン!パチィン!パチィン!パチィン!パチィン!・・・
「悪い子だから100叩きだ!一発もおまけは無し!しっかり反省しなさい!」
父親の真似をする兄に弟はもうすっかり降参だ。子供とはいえ、何度も叩くとダメージはある。ピンク色にすぐに染まるお尻はその痛さがよくわかるレベルだった。
・・・しかし、、悪いことはそうできるものではない。この後兄に天罰が下る。
~外では・・・~
住宅地の外では彼ら兄弟の父親が帰って来るところだった。静かなこの住宅地では笑い声や、各家庭のごはんの匂いがあたりに立ち込めていたりとすぐにどんな状況なのか想像できるような状況だった。そして、この日は、夕飯のにおいや、笑い声とは別に、皮膚と皮膚があたる、あのお仕置きの音と、それにセットで反省している泣き声が聞こえてきた。
他の歩いている人たちも同様に耳を傾ける。
「(・・・おっ、どこの家かな。やってるやってる。お尻ぺんぺん。連打だけど、まだちょっと甘いな。でも怖いんだよなぁ。)」
「(・・・・お尻かな・・・かわいそうに・・・次はもう叩かれないように頑張れよぉ~)」
など歩いている人たちがその音を聞きながら帰宅している中に一人、彼らの父親は別である。
「この声!(あいつら!喧嘩もだけど、もしや、宏か!?)」
自分の子供の声にすぐ気づく父親の目は再度、仕事をするときのようにギン!と少し怖い感じが漂いながらゆっくりと家に帰って
いくのであった。
家の鍵が開く音がすると兄がすぐに手を止める。
「親父にはいうなよ!言ったら200叩きだ!いいな!?」
「うううう・・・うん・・・」
弟の泣いている目をぐいぐいと袖で拭くと弟の持っているテストをもってすぐにしまうその瞬間だった。
「ただいまぁ~。お前ら!いい子にしてたか!?」
そういう声は気持ちとは裏腹に油断を誘うものだった。
「うん、大丈夫だよ~。」
という兄に反して弟もすぐに返事だけを軽くする。
「おい、宏、お前、弘樹に何かしてないか?」
親心だろうか・・・これがチャンスだったのだが、兄はそれを無視してしまう。
「え!?・・・・なんで?何もないけど・・・」
「あのなぁ・・・外まで喧嘩してるような声がしてたんだけど、違うのか?なぁ、弘樹。お前、兄ちゃんに何かされなかったか?」
弟にやさしい声をかける父親の後ろからすごい形相で睨む兄に弟はすっかり萎縮してしまい思わず嘘をつこうか悩む弟であった。
「えっと・・・・うーん・・・その・・・・」
「そっか・・・・わかった。ごめんな。ちょっといいか?」
そういうと、弘樹のズボンをパンツごと下ろす父親。ピンク色の尻がすぐにあらわになる。
「お尻・・・真っ赤じゃないか。これ兄ちゃんにやられたんじゃないのか?」
とうとう再度泣き出してしまう弟に父親は兄をにらむ。
「おい宏!!!お前がやったんだろ!!正直に言いなさい!!!」
ここまでくると引き下がれないのが人間である。
「違うよ!!きっと弘樹が学校で悪さして先生に叩かれたんだよ!!俺じゃないよ!!」
「そうか。じゃあ、学校に電話して聞いてみたらわかるな。よし、聞いてみる。」
そういうと電話機のところへ向かう父親。もちろん、本当にかけるわけではない。
その後ろ姿を不安そうに見つめる兄はすでに身に起こるであろう出来事に今から無意識のうちに尻をさすっていた。
「あ・・・いつもお世話になっております。・・・・」
挨拶から始まりすぐに聞いている様子が兄に聞こえるよう話している。もちろんそれは演技なのだが、それは分からないままに電話は終わりを告げてしまった。
「さて・・・宏・・・学校の先生から何もなかったって聞いたけどな・・・お前いうことないか?」
「ウソだよ・・・絶対なにかやったんだよ。。なぁ!弘樹そうだよな!!!」
詰め寄る兄の腕をつかむと父親は持ち上げてしまった。そのまま机の椅子に腰かけるとすぐに兄を膝の上にセットしてしまう。そし
て、すぐにパンツごと膝のあたりまで下ろすと平手を叩き落とした。
パチィィィ~~ン!
先ほどまで響いていたのより威力が違うのは一目瞭然であった。
「何か、やったのは!お前だろ!!」
パチィィィ~~ン!!!・・・パチィィィ~~ン!
大きな紅葉のような赤い手の痕が三つお尻に残るとすぐに兄は白状し始めた。
「ぐっ!!でも!!弘樹が悪いんだよ!」
「ええぇ?何が悪いんだって!?はっきり言いなさい!」
パチィィィ~~ン!
「いだぁい!弘樹が卑怯な真似するから!!」
「弘樹がどんな卑怯な真似をしたんだ?」
四つの紅葉が広がった後で、ぴたりと止まった尻叩き。しかし、テストの点数を脅されたなんて言えるわけもなく。
「・・・俺の秘密ばらすって脅してきたから。」
「本当か?弘樹?」
嘘ではないが、この回答に困る弘樹。
「ええっと・・・うーん・・・・」
「はっきりいなさい!!!弘樹!」
「ええっとーーー、、うん本当だけど・・・でも!」
「秘密は誰だってある!それを脅しに使うなんて、父さんがっかりした。弘樹。こっちに来なさい。」
宏を下ろすと手招きされる弘樹。自分の身に起こる出来事に受け入れがたい何かを感じながらも逆らうことができず向かうとすぐに膝に乗せられた。
「秘密を脅しに使うのは悪いことなんだ。赤くてもう尻が痛いかもしれないけど、しっかり反省しなさい。」
パチィィィ~~ン!
パチィィィ~~ン!
パチィィィ~~ン!
パチィィィ~~ン!・・・
勢いのある連打だった。声にならない声がでるのが見てわかる。ピンク色の尻に鮮やかな紅葉が咲き乱れた。そして、泣き声もまた住宅街に広がるのであった。
~外では・・・~②
「(おーすごい連打。キッツいなぁ~~)」
「(かわいそうになぁ~・・・もう悪さするんじゃないぞぉ~)」
と歩く人々は思い思いに帰宅しているのであった。
そして、戻って家の中では・・・
20数発の連打が終わると一度手を止める父親。
「ふぅ・・・・しっかり反省したか?でもなんで、そんな脅しをしたのか教えてくれないか?」
ぎくっとする兄であったが、すでに叩かれた後の弟に、にらみをきかせても涙であまり見えていない。とうとう話が進んでしまうのであった。
「お兄ちゃんが・・・俺がまだクリアしてないゲームを勝手に友達に貸しちゃったの。それで喧嘩して・・・」
「喧嘩して?」
「テストの・・・あっ!!・・・」
「テストの。。。?テストってなんだ?」
「その・・・」
秘密のことがテストだと思っていなかった父親の頭に血が上るのがわかった兄だったがここでばれるわけにはいかないと言い訳を
考えていると・・・
「テストの何が秘密だったんだ・・・宏・・・・」
あまりの剣幕にそれがふっとぶ。。。今度は兄がだんまりをする番になるのであった。
「えっと・・・その・・・」
「もういい・・・弘樹・・お前は降りなさい。秘密って言うのはテストのことでよかったんだな?」
「えっと・・・うん・・・」
「よし・・弘樹・・・今からお兄ちゃんのお仕置きをするけどな。何がいけないのかよく見ておきなさい。」
弟の前でのお仕置き宣言。わざわざ見るように言われると思っていなかった兄は抵抗しようとするも無駄に終わる。すでに腕をつかまれていたからだ。
グイッと引っ張られ、無言のまま膝に乗せられるとやはり下ろされてしまう。しかし今度は全部下ろして投げられてしまった。無駄にスースーする下半身に違和感を覚えつつもすぐにお仕置きの宣言がされる。
「お前の秘密じゃなくて、ただお仕置きが嫌だから逃げているだけだろ!!」
バチィィィ~~ン!
ベッチィィィ~~ン!
バチィィィ~~ン!
ベッチィィィ~~ン!
バチィィィ~~ン!
一発一発がぐいぐいと尻に刷り込むように叩きつけられるその平手はまるでスタンプを押しているようだった。涙が自然と込み上げてくる兄に容赦は全くされなかった。
「しかも、弟が悪いように俺に話すなんてとんでもない悪い子だ!!」
バチィィィ~~ン!ベッチィィィ~~ン!バチィィィ~~ン!ベッチィィィ~~ン!バチィィィ~~ン!バチィィィ~~ン!ベッチィィィ~~ン!バチィィィ~~ン!ベッチィィィ~~ン!バチィィィ~~ン!・・・
叫ぶ暇もなくたたきつけられる連打。声がかき消されてしまうようだった。
「弟の尻を叩いて口止めしようとまでして、、、もうおこったからな!!宏!!」
ベッチィィィ~~ン!バチィィィ~~ン!・・・・
叩きながら持ち上げて歩きだす父親。これに大きな声で泣き始める兄に弟も怖くなって泣いてしまっていた。玄関までつくととうとう平手を止めて話し始める。
「お前みたいな悪い子はもう家の子じゃない!!出ていきなさい!!!」
そういうと下半身丸出しのまま外の玄関先に出して鍵を閉めてしまう父親であった。兄の泣き声もより外に響く。帰宅途中のお父さんたちがその様子を外から見て様々な思いが駆け巡る中、兄の宏は尻の痛みと赤い恥ずかしさ、そしてすこし育っている股間が丸出しなことと恥ずかしさで頭が一杯だった。塾に向かう友人にみられやしないかと気が気ではなかった。
「ごめんなさぁ~~い・・・入れてよぉ~~」
泣きながら謝る兄に父親が中から声を張り上げる。
「ウソつく子は家の子じゃない!!さっさとどこかへ行きなさい!!」
「もう嘘なんてつかないから!!・・・ぐすん・・・・」
べそをかいて泣く様は、少し育っていた宏が久々に見せる、まさに子供の泣くさまであった。
しかし、ここですぐに許してはと心を鬼にする父親。
「・・・・もうしないな!!?」
「・・・うん!!もうしない・・・」
「ウソなんてもうつくんじゃないぞ!?」
「しないよ・・・」
「よし。。。わかった。だがな・・・しっかり反省はしてもらう!!そのまま玄関で反省してなさい!夕飯抜きだ!」
まさかの夕飯抜きの尻出したままの反省タイム!!!
結局、兄はこのまま外に出され反省する羽目になる。外では他の家の夕飯の匂いが宏のお腹をより空かせるのであった。ここで幸いしたのは、暗くなっていたのであまり尻の赤みが目立たなかったこと、そしてホカホカに腫れ上がった尻がこの寒さで心地よく冷やされたことである。悲しいことに数人の友人が彼の育ち途中の股間と、そして暗闇でも目を凝らせばよくわかる赤い腫れ上がった尻をばっちり見てしまい翌日からかわれることになったのはよく反省のための薬になったのかもしれない。
そしてまた、帰宅ラッシュの人たちが各家庭のお仕置き風景も聞いたり見ながら帰っていくのであった。
終わり(^^)v短編~
そして・・・
夕飯が終わるころ、家に入れてもらえた宏に残しておいた分をだす父親。
「食わないと健康に悪いからな!今日は特別だ!次やったらほんとにうちの子じゃないからな!わかったか!?」
再度念を押す父親に大きな返事をして抱き付く宏であった。
ほんとに終わり~~
短編です。
ビビッと来たので(^^)v
卒業式シーズンに向けて何か案を練らないとなぁ~♪ではでは!
兄弟喧嘩(m/m M/m)
ある家の、ある家族のお話である。
・・・・閑静な住宅街に住む二人の兄弟の喧嘩が今日も響き渡る。
「おにいちゃん~!!ゲーム勝手に貸したでしょ!あれまだやり途中だったのに!!」
「うるせぇなぁ~!!!お前がクリアするの遅いからいつまでたっても貸せねぇから先にクリアしそうなやつに貸しただけだろ!」
言葉だけでなくすでに手や足がどんどん出ているこの兄弟喧嘩、すでに兄はあそこに毛が生えてき始めたころのお話である。3つ下の弟では兄に勝てるわけもなく頑張ったものの、すぐに泣かされてしまった。
「わぁ~~~~!!!!」
喧嘩では勝てない弟は、泣きながら兄の机にいき、兄の隠していたテストの答案を取り出して脅す作戦に切り替えた。
「もうお父さん帰ってきたらテストのこと話しちゃうからいいもん!!」
完全に隠せていたと思っていた兄はこれにびっくり。
「お前!!!・・・・卑怯だぞ!ゲーム関係ないじゃんかよ!それ返せよ!話したらただじゃおかないからな!!」
とどめと言わんばかりにげんこつを加える兄に弟は黙ってなかった。
「なんだっていいもん!絶対言ってやるから!!」
「お前!!・・・卑怯なやつにはなぁ~・・・もうおこったからな!!」
弟に近寄るととられては大変と抱え込み丸くなる弟。しかしそれにはお構いなしと、ズボンに手をかけた。そうすると、パンツも一緒にずり下げてしまったのだ。
「あ!!」
弟は丸まってたため気づくのが遅れてしまい・・・もう遅い。
「悪い子にはお仕置きだって、父ちゃんも毎回言ってただろ!」
パチィン!
「いたぁーい!」
パチィン!!パチィン!パチィン!パチィン!パチィン!パチィン!パチィン!・・・
「悪い子だから100叩きだ!一発もおまけは無し!しっかり反省しなさい!」
父親の真似をする兄に弟はもうすっかり降参だ。子供とはいえ、何度も叩くとダメージはある。ピンク色にすぐに染まるお尻はその痛さがよくわかるレベルだった。
・・・しかし、、悪いことはそうできるものではない。この後兄に天罰が下る。
~外では・・・~
住宅地の外では彼ら兄弟の父親が帰って来るところだった。静かなこの住宅地では笑い声や、各家庭のごはんの匂いがあたりに立ち込めていたりとすぐにどんな状況なのか想像できるような状況だった。そして、この日は、夕飯のにおいや、笑い声とは別に、皮膚と皮膚があたる、あのお仕置きの音と、それにセットで反省している泣き声が聞こえてきた。
他の歩いている人たちも同様に耳を傾ける。
「(・・・おっ、どこの家かな。やってるやってる。お尻ぺんぺん。連打だけど、まだちょっと甘いな。でも怖いんだよなぁ。)」
「(・・・・お尻かな・・・かわいそうに・・・次はもう叩かれないように頑張れよぉ~)」
など歩いている人たちがその音を聞きながら帰宅している中に一人、彼らの父親は別である。
「この声!(あいつら!喧嘩もだけど、もしや、宏か!?)」
自分の子供の声にすぐ気づく父親の目は再度、仕事をするときのようにギン!と少し怖い感じが漂いながらゆっくりと家に帰って
いくのであった。
家の鍵が開く音がすると兄がすぐに手を止める。
「親父にはいうなよ!言ったら200叩きだ!いいな!?」
「うううう・・・うん・・・」
弟の泣いている目をぐいぐいと袖で拭くと弟の持っているテストをもってすぐにしまうその瞬間だった。
「ただいまぁ~。お前ら!いい子にしてたか!?」
そういう声は気持ちとは裏腹に油断を誘うものだった。
「うん、大丈夫だよ~。」
という兄に反して弟もすぐに返事だけを軽くする。
「おい、宏、お前、弘樹に何かしてないか?」
親心だろうか・・・これがチャンスだったのだが、兄はそれを無視してしまう。
「え!?・・・・なんで?何もないけど・・・」
「あのなぁ・・・外まで喧嘩してるような声がしてたんだけど、違うのか?なぁ、弘樹。お前、兄ちゃんに何かされなかったか?」
弟にやさしい声をかける父親の後ろからすごい形相で睨む兄に弟はすっかり萎縮してしまい思わず嘘をつこうか悩む弟であった。
「えっと・・・・うーん・・・その・・・・」
「そっか・・・・わかった。ごめんな。ちょっといいか?」
そういうと、弘樹のズボンをパンツごと下ろす父親。ピンク色の尻がすぐにあらわになる。
「お尻・・・真っ赤じゃないか。これ兄ちゃんにやられたんじゃないのか?」
とうとう再度泣き出してしまう弟に父親は兄をにらむ。
「おい宏!!!お前がやったんだろ!!正直に言いなさい!!!」
ここまでくると引き下がれないのが人間である。
「違うよ!!きっと弘樹が学校で悪さして先生に叩かれたんだよ!!俺じゃないよ!!」
「そうか。じゃあ、学校に電話して聞いてみたらわかるな。よし、聞いてみる。」
そういうと電話機のところへ向かう父親。もちろん、本当にかけるわけではない。
その後ろ姿を不安そうに見つめる兄はすでに身に起こるであろう出来事に今から無意識のうちに尻をさすっていた。
「あ・・・いつもお世話になっております。・・・・」
挨拶から始まりすぐに聞いている様子が兄に聞こえるよう話している。もちろんそれは演技なのだが、それは分からないままに電話は終わりを告げてしまった。
「さて・・・宏・・・学校の先生から何もなかったって聞いたけどな・・・お前いうことないか?」
「ウソだよ・・・絶対なにかやったんだよ。。なぁ!弘樹そうだよな!!!」
詰め寄る兄の腕をつかむと父親は持ち上げてしまった。そのまま机の椅子に腰かけるとすぐに兄を膝の上にセットしてしまう。そし
て、すぐにパンツごと膝のあたりまで下ろすと平手を叩き落とした。
パチィィィ~~ン!
先ほどまで響いていたのより威力が違うのは一目瞭然であった。
「何か、やったのは!お前だろ!!」
パチィィィ~~ン!!!・・・パチィィィ~~ン!
大きな紅葉のような赤い手の痕が三つお尻に残るとすぐに兄は白状し始めた。
「ぐっ!!でも!!弘樹が悪いんだよ!」
「ええぇ?何が悪いんだって!?はっきり言いなさい!」
パチィィィ~~ン!
「いだぁい!弘樹が卑怯な真似するから!!」
「弘樹がどんな卑怯な真似をしたんだ?」
四つの紅葉が広がった後で、ぴたりと止まった尻叩き。しかし、テストの点数を脅されたなんて言えるわけもなく。
「・・・俺の秘密ばらすって脅してきたから。」
「本当か?弘樹?」
嘘ではないが、この回答に困る弘樹。
「ええっと・・・うーん・・・・」
「はっきりいなさい!!!弘樹!」
「ええっとーーー、、うん本当だけど・・・でも!」
「秘密は誰だってある!それを脅しに使うなんて、父さんがっかりした。弘樹。こっちに来なさい。」
宏を下ろすと手招きされる弘樹。自分の身に起こる出来事に受け入れがたい何かを感じながらも逆らうことができず向かうとすぐに膝に乗せられた。
「秘密を脅しに使うのは悪いことなんだ。赤くてもう尻が痛いかもしれないけど、しっかり反省しなさい。」
パチィィィ~~ン!
パチィィィ~~ン!
パチィィィ~~ン!
パチィィィ~~ン!・・・
勢いのある連打だった。声にならない声がでるのが見てわかる。ピンク色の尻に鮮やかな紅葉が咲き乱れた。そして、泣き声もまた住宅街に広がるのであった。
~外では・・・~②
「(おーすごい連打。キッツいなぁ~~)」
「(かわいそうになぁ~・・・もう悪さするんじゃないぞぉ~)」
と歩く人々は思い思いに帰宅しているのであった。
そして、戻って家の中では・・・
20数発の連打が終わると一度手を止める父親。
「ふぅ・・・・しっかり反省したか?でもなんで、そんな脅しをしたのか教えてくれないか?」
ぎくっとする兄であったが、すでに叩かれた後の弟に、にらみをきかせても涙であまり見えていない。とうとう話が進んでしまうのであった。
「お兄ちゃんが・・・俺がまだクリアしてないゲームを勝手に友達に貸しちゃったの。それで喧嘩して・・・」
「喧嘩して?」
「テストの・・・あっ!!・・・」
「テストの。。。?テストってなんだ?」
「その・・・」
秘密のことがテストだと思っていなかった父親の頭に血が上るのがわかった兄だったがここでばれるわけにはいかないと言い訳を
考えていると・・・
「テストの何が秘密だったんだ・・・宏・・・・」
あまりの剣幕にそれがふっとぶ。。。今度は兄がだんまりをする番になるのであった。
「えっと・・・その・・・」
「もういい・・・弘樹・・お前は降りなさい。秘密って言うのはテストのことでよかったんだな?」
「えっと・・・うん・・・」
「よし・・弘樹・・・今からお兄ちゃんのお仕置きをするけどな。何がいけないのかよく見ておきなさい。」
弟の前でのお仕置き宣言。わざわざ見るように言われると思っていなかった兄は抵抗しようとするも無駄に終わる。すでに腕をつかまれていたからだ。
グイッと引っ張られ、無言のまま膝に乗せられるとやはり下ろされてしまう。しかし今度は全部下ろして投げられてしまった。無駄にスースーする下半身に違和感を覚えつつもすぐにお仕置きの宣言がされる。
「お前の秘密じゃなくて、ただお仕置きが嫌だから逃げているだけだろ!!」
バチィィィ~~ン!
ベッチィィィ~~ン!
バチィィィ~~ン!
ベッチィィィ~~ン!
バチィィィ~~ン!
一発一発がぐいぐいと尻に刷り込むように叩きつけられるその平手はまるでスタンプを押しているようだった。涙が自然と込み上げてくる兄に容赦は全くされなかった。
「しかも、弟が悪いように俺に話すなんてとんでもない悪い子だ!!」
バチィィィ~~ン!ベッチィィィ~~ン!バチィィィ~~ン!ベッチィィィ~~ン!バチィィィ~~ン!バチィィィ~~ン!ベッチィィィ~~ン!バチィィィ~~ン!ベッチィィィ~~ン!バチィィィ~~ン!・・・
叫ぶ暇もなくたたきつけられる連打。声がかき消されてしまうようだった。
「弟の尻を叩いて口止めしようとまでして、、、もうおこったからな!!宏!!」
ベッチィィィ~~ン!バチィィィ~~ン!・・・・
叩きながら持ち上げて歩きだす父親。これに大きな声で泣き始める兄に弟も怖くなって泣いてしまっていた。玄関までつくととうとう平手を止めて話し始める。
「お前みたいな悪い子はもう家の子じゃない!!出ていきなさい!!!」
そういうと下半身丸出しのまま外の玄関先に出して鍵を閉めてしまう父親であった。兄の泣き声もより外に響く。帰宅途中のお父さんたちがその様子を外から見て様々な思いが駆け巡る中、兄の宏は尻の痛みと赤い恥ずかしさ、そしてすこし育っている股間が丸出しなことと恥ずかしさで頭が一杯だった。塾に向かう友人にみられやしないかと気が気ではなかった。
「ごめんなさぁ~~い・・・入れてよぉ~~」
泣きながら謝る兄に父親が中から声を張り上げる。
「ウソつく子は家の子じゃない!!さっさとどこかへ行きなさい!!」
「もう嘘なんてつかないから!!・・・ぐすん・・・・」
べそをかいて泣く様は、少し育っていた宏が久々に見せる、まさに子供の泣くさまであった。
しかし、ここですぐに許してはと心を鬼にする父親。
「・・・・もうしないな!!?」
「・・・うん!!もうしない・・・」
「ウソなんてもうつくんじゃないぞ!?」
「しないよ・・・」
「よし。。。わかった。だがな・・・しっかり反省はしてもらう!!そのまま玄関で反省してなさい!夕飯抜きだ!」
まさかの夕飯抜きの尻出したままの反省タイム!!!
結局、兄はこのまま外に出され反省する羽目になる。外では他の家の夕飯の匂いが宏のお腹をより空かせるのであった。ここで幸いしたのは、暗くなっていたのであまり尻の赤みが目立たなかったこと、そしてホカホカに腫れ上がった尻がこの寒さで心地よく冷やされたことである。悲しいことに数人の友人が彼の育ち途中の股間と、そして暗闇でも目を凝らせばよくわかる赤い腫れ上がった尻をばっちり見てしまい翌日からかわれることになったのはよく反省のための薬になったのかもしれない。
そしてまた、帰宅ラッシュの人たちが各家庭のお仕置き風景も聞いたり見ながら帰っていくのであった。
終わり(^^)v短編~
そして・・・
夕飯が終わるころ、家に入れてもらえた宏に残しておいた分をだす父親。
「食わないと健康に悪いからな!今日は特別だ!次やったらほんとにうちの子じゃないからな!わかったか!?」
再度念を押す父親に大きな返事をして抱き付く宏であった。
ほんとに終わり~~
コメント
こういう親子物すごくツボです!
コーナータイムで外に出されるのとかすごくいいですよね!
今回も楽しませて頂きました。
コーナータイムで外に出されるのとかすごくいいですよね!
今回も楽しませて頂きました。
読みました
お久しぶりです。
前回に続き短期間投稿お疲れ様です。
今回は昔懐かしき純粋なお仕置きですね。
私はこんな人が叩かれているなんて!?
というようなのが好きだったりします。
まだまだ寒い日が続きますが
お体に気を付けて。
前回に続き短期間投稿お疲れ様です。
今回は昔懐かしき純粋なお仕置きですね。
私はこんな人が叩かれているなんて!?
というようなのが好きだったりします。
まだまだ寒い日が続きますが
お体に気を付けて。
Re: タイトルなし
山田さんへ
親子物もいいですよね。^-^
書いててちょっとほっこりしました・・・
最後は優しい父親がやっぱりいいんですねぇ(笑)
怖いけど~・・・みたいな。
とはいえ、外に出されるっていうのはすごい恥ずかしいわけで・・・
今後も外に出される系は書きたいなと思ってますので盛り込もうと思います^-^
コメントありがとうございました!
親子物もいいですよね。^-^
書いててちょっとほっこりしました・・・
最後は優しい父親がやっぱりいいんですねぇ(笑)
怖いけど~・・・みたいな。
とはいえ、外に出されるっていうのはすごい恥ずかしいわけで・・・
今後も外に出される系は書きたいなと思ってますので盛り込もうと思います^-^
コメントありがとうございました!
Re: 読みました
AAAさんへ。
お久しぶりです^-^
兄弟喧嘩からのお仕置きって昔からある気がするので、昔ながらのって感じがしますよね。
俺も今の時代でも想像してたんですが、夕飯のニオイと一緒にってのは昔の感じがでてそれもいいなぁと。
今だとツイッターとかで取り上げられて問題視されたり色々入りそうですもんね(苦笑)
ギャップによる萌えは俺も非常にあります。
今後書く際に予想外の人が!!! というのは俺も考えていきたいと思いますので
書いた時にはぜひ読んでください!^-^
コメントありがとうございました!
そして、体のこともありがとうございます。AAAさんもどうぞ寒いのでお気を付けください。
お久しぶりです^-^
兄弟喧嘩からのお仕置きって昔からある気がするので、昔ながらのって感じがしますよね。
俺も今の時代でも想像してたんですが、夕飯のニオイと一緒にってのは昔の感じがでてそれもいいなぁと。
今だとツイッターとかで取り上げられて問題視されたり色々入りそうですもんね(苦笑)
ギャップによる萌えは俺も非常にあります。
今後書く際に予想外の人が!!! というのは俺も考えていきたいと思いますので
書いた時にはぜひ読んでください!^-^
コメントありがとうございました!
そして、体のこともありがとうございます。AAAさんもどうぞ寒いのでお気を付けください。