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抜け出した罰

ツイッターに乗せた画像の小説を考えて少しまとまったので一度ここにのせます。
展開とかもまだ考えてないので続くかは微妙ですが、楽しんでもらえたら幸いです。

抜け出した罰

修学旅行での武田の体験・・・
半袖が少し肌寒くなる秋口のころ、とある学生の修学旅行で事件は起こった。

2泊3日の修学旅行。その修学旅行の中の1日だけ、現地の人の家にお泊りをさせてもらう日があった。各々の家は、学校へ提供してくれただけはあり、ある程度の用意や広さはあった。しかし、1つの班全員が泊まれないため2人組ずつ泊めさせてもらっていた。現地の人に泊めてもらうといっても全然普通の生活で、若い学生にはちょっと刺激が足りない感じだった。そんな日の夜中に、中村が武田に突然に話しかけてきた。

「おい、武田ちょっと外行ってみねぇか?明日帰るんだしさ、このまんまじゃつまんねーよ。ちょっと外とか見て回りたいじゃん?」

田舎の外なんて何もないものだが、いつもよりも早い就寝時間。まだまだエネルギーの有り余っている若者には確かに物足りないそんな夜の時間であった。

「んー、、でもさぁこんな田舎じゃなんもないよ~。俺はいいよ。寝てる。明日は早いし、たまにはいーんじゃない?」

「あー付き合い悪いなぁ。お前は。。まぁいいや。俺探検してくるから。」

そういうと武田はごそごそと支度をしだした。

「いや~でも玄関とか森おじさんが気を使ってるんじゃないかな~。ばれたら大変じゃない~?学校とかにも色々言われそうだしさー。なんなら朝とか早朝声かけていくとか?」

「ばっかお前。それじゃなんにもつまんねーじゃんか。それだったら俺だって寝るし。まぁ大丈夫だろ。いつも早く寝てるみたいだし。そーっと行くから気にすんなって。」

そう言いながら靴下に半袖のTシャツにジャージ姿の中村。探検といっても周辺を見るくらいなのだろう軽装そのものであった。

「さすがに寒くない?お前は元気だなぁ~」

「俺、冬でも長袖着ないからな。薄着で楽じゃん。それじゃ行ってくるから。」

そうそそくさと外に出る中村。やれやれと思いながらも再び睡眠をとる武田であった。
そしてしばらく時間がたったころ、中村の声が聞こえて目が覚めた武田。いつの間にか寝てしまっていたようだ。

「いいじゃんか~!・・・ちょっと外にでたくらいで!見逃せよ!」

と大きな声で叫ぶようにいう中村の声は涙が入り混じっているようだった。

「あいつ、、、見つかっちゃったんだな・・・はぁ~面倒だぞこれは・・・」

聞き耳をたてて布団の中で構える武田。外から聞こえた声が近づいてきているためだ。

「おとなしく謝れば許してやろうかと思ったが、全然反省してないな。家のルールを守れない奴は、よその子でもお仕置きだ。こっちへ来い!」

森の怖い声が聞こえる。昼間の寡黙なおじさんからは想像ができない声であった。声がだいぶ近づいてきて、おそらく隣の部屋だろう。ほとんど襖の意味なんてないくらいの距離のところで中村の悲鳴じみた声がまた響いた。

「何すんだよ!おい!ちょっ!!やめて!」

何が起きているのか心配になりながらも布団で身を固くして動けないでいる武田。何やら騒がしくもみ合っているのだろうか?と聞き耳を立てていたその時・・・・

バッチィィーーーン!・・・

思わず布団から体が飛び上がる思いであった。
驚いている間もなく次の大きな音が響き渡った。

バッチィィーーーン!

「い!!いだい!」

と声をあげる中村。しかし、その音は止むことなく響いた。

バッチィィーーーン!・・・

「今更後悔しても遅いからな。まだまだ眠くないなら俺がこうやって朝まで相手してやる!」

バッチィィーーーン!・・・バッチィィーーーン!・・・バッチィィーーーン!

と大きな音が響いていると間もなく中村は暴れてしまったらしい。

「こら!!暴れるんじゃない!全然反省が出来てないだろ!」

「だって!痛いんだよ!もうやめろよ!」

口論になる二人にハラハラしている武田。

「あいつも馬鹿だな。とりあえず謝っておけよまったく~。」

少し落ち着いてきて隣のやり取りにやれやれと思う余裕が出てきた矢先であった。
「よその学生さんだから少しやさしくしていたが、もうおこったぞ。お前みたいな悪ガキにはちょうどいい道具があるんだ。」

「道具ってなんだよ!もう充分だろ!おい!なにすんだよ!」

状況が悪化しているのに再度ドキドキしだした武田。また布団から浮き上がるような音が響いた。

ピチィィィーーーン!

「いでぇ~、・・・ぐすん・・」

空気が明らかに変わったと布団から驚いている武田。ドキドキしているとすぐに厳しい森の声が聞こえてきた。

「今更後悔しても遅い・・しっかり反省したと思うまで俺は叩き続けるから覚悟しなさい。」

ピチィィィーーーン!!・・・ピチィィィーーーン!!・・・ピチィィィーーーン!!・・

一定の音で響くその音は、さっきまでより大きくはないが、遠くまで届くような乾いた音がして高い刺さるようなものであった。また、1発目からずっと中村は泣き声交じりでいることからその威力は相当のものであったのだろう。

ピチィィィーーーン!!・・・ピチィィィーーーン!!・・・ピチィィィーーーン!!・・

しばらくして武田は隣の様子が気になってしょうがなくなってしまった。それもしょうがないのである。襖一つで防げる音ではないのだから。

「少しだけ・・・なら大丈夫かな?」

そう思って武田は布団から身を出すとまだまだ続く音にドキドキと高まらせながら、その襖を少しだけ開けたのであった。

ピチィィィーーーン!!・・・ピチィィィーーーン!!・・・ピチィィィーーーン!!・・

「(・・・・うわぁ~~~。尻が真っ赤だ・・・痛そうだけど容赦なく・・・ひえぇ~~。すげぇ。定規で尻叩くとあんな感じに残るのか。スタンプみてぇ。)」

まじまじと見つめる武田であった。しかし少しだけとはいえ襖があけばすぐにわかるものである。森がすぐに気づいたのであった。

「おっ・・・ごめんな。起こしちゃったよな。お仕置きをしているんだ。君も見てあげてくれ。しっかり反省してもらわないとな。」

話しながらも容赦なく定規をもった手を振り上げ尻に叩きつける森。

ピチィィィーーーン!!・・・ピチィィィーーーン!!・・・ピチィィィーーーン!!・・

「え!?・・・おい!!見んなよ!・・・ふざけんぁ~~」

中村もさすがに武田にみられながらお仕置きが続くとは思わなかったようだ。少し気まずそうにしている武田に森が声をかけた。

「君まで眠れないのはいけないな、、、降りなさい。」

お仕置きが終わると思って期待していた中村は急いで膝から離れるも、残酷なセリフがつづいた。

「まだ終わりじゃないからな。先生にも報告するし、しっかりお仕置きも受けてもらう。この続きは朝にもあるし、まだまだ寝ないで反省してもらう。」

ペチンと最後に平手で尻を叩き起こされる中村。風呂でみるフリチンよりどこか情けない。友人に見られるこの姿はとても屈辱的なものであっただろう。

「ズボンとパンツはまだ預かっておく。君にはそのままうちの、お手伝いをしてもらうからついてきなさい。武田君だったね。君はもう寝ていなさい。音は出ないようにしておくから。」

そういうと泣きべその中村だがもう逆らう気もないのだろう。力なく腕を引っ張られ、Tシャツの下はフリチンのまま連行されていったのだった。すでに時間は深夜の2時。朝起きることはできるのか心配の武田であった。

https://twitter.com/kurozukisp/status/1226892876316995584?s=20

これでツイッターに飛べるのかな?いまいちわかってない(笑)

つづく・・・かな?ではでは!

久々で難しい。

コメント

非公開コメント

新作とても良かったです!
友達に見られながらのお仕置きや、
夜で終わりでなく次の日まで続くお仕置きにとても萌えました!笑
ぜひ続きも見てみたいです!

Re: タイトルなし

山田さん、コメントありがとうございます。

さっそく読んでもらえて嬉しいです。
恥ずかしい感じって大事ですよね(笑)気に入ってもらえてよかったです。

また浮かんだら絵と共にかいてみたいと思います!

お尻叩き、昔は僕もされてたなー

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。

ぜひ、体験談聞かせてください^^
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