銭湯での注意
短編書くように適当に書いていたら、個人的には好きになったかも・・・
何を題材にするのかが、難しいなぁ。
好きなプールとかお風呂ネタが似てるかもしれません。(;^ω^)
楽しんでもらえたら幸いです。
銭湯っていいですよね。子供の時、実際怖いオジサンいたからなぁ~。自然とうるさくしないように気を付けていたような・・・
銭湯での注意
今となってはさびれてきている銭湯だが、利用する人はやはり利用するのだ。完全になくなるわけではない。また、広い風呂が好きという人は多いと思う。ゆっくりと服を脱ぎタオルやせっけんを準備していると5人組の子供が入ってきた。
「さっみー!!早くはいろぜー!!」
グループの子供たちが走って脱衣所に駆け込む。どうやってかと思うほど早く脱ぐと恥ずかしい時期なのだろう。お互い股間が見えないようがっちりとタオルでガードしながら駆け込んでいった。
「走ったら危ないのになぁー。」
思わずつぶやくがそんなのには気づかず駆け込む子供たち。かけ湯もせずに飛び込んで入ると勢いもあってか先に入っていたお
じいさんに盛大にお湯がかかるが気づかないのか気にせず他の子たちが飛び込みに行く。
「ギャハハハハ!!!やめろって!!おいー!!はははは!」
盛り上がっている中他の子たちも飛び込もうとすると突然怒鳴り声が響き渡った。
「ばかもーーん!」
びくっ!
思わず黙り込む子供たち、飛び込む寸前でぴたりととまる子もいた。シャワーを出す準備をしていたが思わず出すタイミングを失った俺はとりあえず小さく桶にお湯を組みながら様子をうかがった。
「かけ湯もしなければ、身体も洗わないで入る奴がいるか!!ましては飛び込むなんて・・・お前ら!」
ざばぁっと立ち上がる爺さんはそれなりガタイもよく子供が到底かなうような体つきではなかった。最初に飛び込んだ子の腕をつかみ浴槽から出そうとする。
「ちゃんと体を洗ってから入りなさい!」
「イテェよ!!離せよ!言えばわかるって!!何なんだよ!」
「まず謝るのが先だろうが!!」
とうとう、爺さんの頭の怒りが沸点に達したのだろう。抱き上げるように浴槽から出される。思わず股間手をだし隠そうとするがうま
くいかない。友達からも見えるのが気になるようだが、そんなことはお構いなしと出されると、お尻に強烈な一撃が繰り出された。
バッチィィンン!!
濡れているせいもあるのだろう。そして風呂場だ。音がよく響いた。そして痛かっただろう。思わず見つめていた。
赤い手形が離れた洗い場からもよく見えるほどくっきりと残された子は両手で股間をかくすのも忘れて尻を押さえる。
「いってぇ~~~~!!!」
しかし、それがとどめになったようだ。すっかり逆らう気もなくなったのか、生意気な口を利かずにただ、黙る男の子であった。
「きちんと話しなさい。それに洗い場はここじゃないぞ。お前らもだ!」
バッチィィン!
バッチィィン!
バッチィィン!・・・
残された他の子たちも一発ずつ尻に手形を残された。逃げようとしてもすぐに捕まるとわかってのことか誰も逃げようとしなかった。尻に赤い手形を残したあと、静かに彼らが利用していると、さっきより明らかに大人の学生グループがやってきた。
「マジでかよぉ~!!!はははは!!!やっべ!!!」
何を会話しているのかリアクションが大きくて会話の内容がわからないが、うるさいのは確かだ。彼らはすぐに湯船に飛び込むことはなかったが、洗い場で遊び始めた。水をかけあったり、タオルで叩きあったりと豪快だ。俺もその様子が嫌なので、湯船に避難し
ていると先ほどの爺さんが動き出した。子供のグループがいるということもあり張り切ったのかもしれない。
「お前ら!!!ここは銭湯だ!!遊ぶなら外でやれ!!」
後ろから怒鳴るとさっきとは違いすぐに平手をお見舞いしていた。
バッチィィン!
でました!先ほどはやっぱり手加減していたのだろう。音がさっきより大きい。思わずこっちもびくっとした。近くの子供たちもきっと同じだっただろう。
「いってぇ!!!爺さん!!なんなんだよー。・・・・ったく・・・すいませんでした。」
子どもたちとは違いすぐに謝る学生。爺さんのほうもあまり説教する気もないのだろう。
「まったく・・・しっかりしろ・・・子供もいるんだぞ。」
そう言ってシャワーを浴び始めた。湯船から見ると叩かれた彼もまた立派な手形を残されていた。爺さんが上がろうとしたので、興
味本位で俺も出て話しかけてみることにした。
脱衣所につくとタオルで身体を拭いた後の爺さんが扇風機で涼んでいる。
「・・・・いやぁ~。。さっきのすごかったですね。」
「・・・・」
無言で涼しんでいる爺さんにちょっと戸惑いながらも続けてみた。
「さっきのバッチィィン!って平手。まだ残ってましたよ。マナーの悪い客が増えないためにも大事ですね!」
「・・・あんたは?」
「・・・え!?」
「あんたは、なんで注意せんかった?あんたも見てたんだろう?」
予想外の展開に驚いた俺は焦ってしまった。
「いや、見てましたよぉ。すごいなぁって。思ったから声かけたんですけど、機嫌悪いんですか?」
「機嫌!?・・・そりゃあ悪いに決まってる・・・みんなで注意しないと駄目だろう!見ないふりをするのが一番いけない!!あんたも
悪いと思ったのに何もしなかったのか!?」
「えぇ!?いや・・・・俺はぁ~・・・・その・・・・」
「だったら、あいつらとかわらんな・・・反省してるのか?」
まさかの同罪判決にびっくりした俺は口も閉じて離れようとするが遅かった・・・・
「えぇ!?・・・・もういいですよ。」
離れようとすると腕をつかまれた。
「いーや、よくない。あんたも言った通り、大事なことだ!尻をだしなさい!」
先ほどは、そんな風に言われていなかったのに尻を出せと言われ顔が赤くなる。大人になって言われるとは・・・
「尻を出せって、ちょっと・・・」
あたりを見渡すとちょうど浴槽の方から彼らがこっちを見ていたのがわかった。それとそろそろ子どもグループの子たちが上がろう
としている。尻を叩かれるのは見られたくない。
「いや、、、でもここじゃみんな見てるし恥ずかしいですよ。勘弁してください。大人の俺が叩かれるなんておかしいじゃないです
か。」
「悪いことしたらお仕置きだ!!!大人なのに見ないふりをする方が恥ずかしい!!尻を叩かれるよりよっぽど恥ずかしいってこと
わからせてやる!」
グイッとバスタオルを引っ張られるとすぐに放り投げられてしまった。
バスタオルで隠していた股間があらわになると、ちょうど子供たちが上がってきた。なんてタイミングが悪いのだろう。股間を両手で隠すがちょうど尻が無防備になった。その尻にはきっと今まで一番強烈な一撃だろう。脱衣所に響き渡った。
ビッチィィィーン!
「イッデー!!!」
子どもと同じく同様に股間から手を離し弓の様に沿って尻を押さえる姿をばっちり見られてしまい赤面してしまう。自信のない股間の物を突き出すような形で見られてしまった。しかしそれでおしまいじゃない。
「手をどかしなさい。まだ終わりじゃないぞ。」
横で爺さんが恐ろしいことを言い出した。子供たちの方は興味津々と怖がりながらも確実に目を輝かせてこちらを見ている。さらに
恥ずかしく湯につかる時よりも体は真っ赤になっただろう。
「まだって1回じゃないんですか?」
「あんた子供なのか?そりゃーあっちはそうみえるが、毛だって生えてるし、大人なんだろ?」
股間を見られて余計に恥ずかしい俺は今すぐ逃げ出したい気持ちでいっぱいになったがこのままではよりひどい目に合うと思い早く従って逃げる方向にシフトした。
「・・・大人ですよ。後何回ですか。」
「お前さん・・・いくつだ?」
「年齢!?・・・聞いてどうするんですか?」
「これから叩くのに使うんだよ。また増やすからな。おとなしく答えろ。」
「25です。これでいいんですか?」
「よし、じゃあ、こいつらと、今中に入ってるやつの分と、素直になれなかったのと、抵抗したので、4かける25といこうか・・・・お
ぉ!ちょうどケツ100叩きの刑だ!!悪い子はお尻ぺんぺん100回って相場は決まってるからなぁ~・・・」
調子に乗っている爺さんに付き合いきれないと思うが子供の目線はばっちりこちらへと、そしてとうとうさっきの若者たちも上がる準
備をし始めている。さらに客が来るとややこしくなると思った俺はやむを得ず了承してしまった。
「100叩きって・・・きつくなりすぎですよぉ~・・・・もうー、、、立ってればいいんですか?」
「さいっしょから、素直になればよかったんだ!・・・・大人は子供と違って頑固になっちまうからなぁ。たくさん叩かないとわからねぇ
のよ・・こっちへきな」
爺さんが立ち上がると髪など整える鏡の前へと連れてかれる。・・・まさか・・・・
「行くぞー!しっかり数数えろよ!」
バチィィンン・・・・!「ちょっと!!」バチィィン!!!!・・・・「ここでやるんですか!?・・・・
「しっかり数数えろよ!!当たり前だろ。一からだ!」
バチィィンン・・・・!「くっ・・・!!!いちぃ!!」バチィィン!!!!・・・・「にぃぃ!!!」・・・・
「声がちいさぁーい。やり直し!!」
声が小さいのは当たり前だ。脱衣所じゃ外まで声が聞こえてしまう可能性もある。俺が叩かれているのを外に教えるようなもの
だ。しかし、やり直しをくらい続けるわけにもいかない。声を会話程度まで上げることにした。
バチィィンン・・・・!「!!!いちぃ!!」バチィィン!!!!・・・・「にぃぃ!!!」・・・・
そう尻叩きの刑が行われた鏡の前という位置は脱衣場から尻が丸見えの位置なのである。そしてまた自分は正面を鏡で見ることになる。それは鏡越しでみんなから股間も丸見えなのだ。赤面している自分がわかるのと同時に尻を叩く動作をする爺さんとそしてそれを目を輝かせてみる子供たちも丸見えなのだ。興味がある彼らは尻が叩かれるたびに揺れる俺の股間をばっちりと、とらえ
ていた。まもなくして若者が出てくる。少し笑う彼らに対して苛立ちを覚えたが、彼らの尻にお赤い手形があるのをみてほくそ笑ん
でいると追い打ちがかけられた。
「だめだ!こいつの声は小さすぎる!お前ら協力してくれ!」
後ろの子供たちに声をかけると子供たちが駆け寄ってきた・・・勘弁してくれ・・・
「今何発だ!?」
「・・・20発です。」
「よし・・・まだやり直せるな・・・一からやり直しだ!」
「やり直しって!!なんでですか!あとからずるいですよ!」
「それじゃ、120発に追加だ!お前の声が小さいんだ!悪いのはお前だ!みんな21~数えてくれ!元気よくな!!」
「はい!!」
目を輝かせる子供が憎たらしかったが、その気持ちが続く間もなく手の平が落ちる。
バチィィンン・・・・!「にじゅいちぃー!」バチィィンン・・・・!「にじゅにぃー!」
力よく叩く手に負けずに声が響く。全身真っ赤になってるに違いない。
・・・・・バチィィンン・・・・!「ひゃくにじゅー!!」
「よぉーし!おしまいだ!もう見ないふりなんて大の大人がするんじゃねーぞ!」
爺さんが赤い手のひらに息を吹きかけ頭をぐりぐりとすると風呂場へと向かっていった。
「汗かいちゃったからな。もう一回入って来る。じゃーな!」
「ばいばいー!」
子どもたちも手を振ると笑って着替え始めた。俺はというと、鏡越しに尻を見てみる。真っ赤になった尻を見て驚いた。恥ずかしくて赤い全身よりもひときわ真っ赤に腫れている尻はアニメなどで見るような状態だった。再度顔を赤らめ早く隠そうと着替え始める。すぐにパンツをはいてヒリヒリするお尻に驚きながらも着替え終わると子供たちもでるのとかぶってしまった。
外に出ると女湯のお客さんと会話していた番台のおばちゃんが声をかけてきた。
「こら~・・・・君たち、梅じいさんおこらせたでしょ~・・・かけ声聞こえてたよー。お尻ペンペン痛かったぁー?誰が叩かれちゃった
の?よく反省したご褒美に、おばちゃん、コーヒー牛乳おごってあげるわよ~。」
子ども5人組に聞くが目を合わせてきょとんとしている。これは、まずい。外の人は、かけ声が子供だったから子供がお尻ぺんぺん
をされてると思ったのだろう。しかしこのままだと非常にまずい。そう思ったが、止められるわけもなく。
「違うよぉー!お尻叩かれてたのはこの人だもん!」
指をさされドキッとすると笑われる。
「あらあら!そうだったの?お兄さん悪い子だったのねぇ~。おばさんからもお仕置きしとかないと!」一緒に笑い始める女性陣。
どうやら、おばさんたちは子供たちが言い訳をしていると思っているようだ。この流れに乗ろう。
「いやぁ~。まいった。まいった。悪いことできないなぁ~。はははは!」
頭をポリポリとしながら笑っていると、爺さんが出てきた。シャワーを浴びてすぐ出てきたようだ。やばいと思ったのもつかの間完全
に終わりを告げることになる。
「なぁーに笑ってんだ。また悪さしたら、100叩きじゃすまさねぇからなぁ!」
耳をグイッと捕まれ怒鳴られる。この様子を見て女性陣がポカーンとすると子供たちが声を合わせて言い放った。
「ねー?いったでしょー!悪い子だぁー!!悪い子だぁー!」
「こんなすぐに笑ってるようじゃ足りなかったか?ここで尻ひっぱたいてやろうか!?」
すでに赤い手のひらに息を吹きかけ尻を叩くしぐさをする爺さんに俺はすっかり参ってしまった。
「ええええ!!!だいじょうぶです!!!もう充分でーす!!勘弁してください~!」
逃げる俺に笑う声が複数聞こえる中外にかけでる。散々だ・・・・
外に出て少しすると体はすっかり冷えてしまっていたのか、くしゃみが一つ。
・・・・体が冷える中、手袋を忘れた俺は直に尻を触り暖をとり帰宅していった。
そして、笑っていた子供たち、若者もまた尻に手形を残したまま帰宅するのであった。
終わり。(^_-)-☆
お風呂のマナーは大切にね!(笑)
何を題材にするのかが、難しいなぁ。
好きなプールとかお風呂ネタが似てるかもしれません。(;^ω^)
楽しんでもらえたら幸いです。
銭湯っていいですよね。子供の時、実際怖いオジサンいたからなぁ~。自然とうるさくしないように気を付けていたような・・・
銭湯での注意
今となってはさびれてきている銭湯だが、利用する人はやはり利用するのだ。完全になくなるわけではない。また、広い風呂が好きという人は多いと思う。ゆっくりと服を脱ぎタオルやせっけんを準備していると5人組の子供が入ってきた。
「さっみー!!早くはいろぜー!!」
グループの子供たちが走って脱衣所に駆け込む。どうやってかと思うほど早く脱ぐと恥ずかしい時期なのだろう。お互い股間が見えないようがっちりとタオルでガードしながら駆け込んでいった。
「走ったら危ないのになぁー。」
思わずつぶやくがそんなのには気づかず駆け込む子供たち。かけ湯もせずに飛び込んで入ると勢いもあってか先に入っていたお
じいさんに盛大にお湯がかかるが気づかないのか気にせず他の子たちが飛び込みに行く。
「ギャハハハハ!!!やめろって!!おいー!!はははは!」
盛り上がっている中他の子たちも飛び込もうとすると突然怒鳴り声が響き渡った。
「ばかもーーん!」
びくっ!
思わず黙り込む子供たち、飛び込む寸前でぴたりととまる子もいた。シャワーを出す準備をしていたが思わず出すタイミングを失った俺はとりあえず小さく桶にお湯を組みながら様子をうかがった。
「かけ湯もしなければ、身体も洗わないで入る奴がいるか!!ましては飛び込むなんて・・・お前ら!」
ざばぁっと立ち上がる爺さんはそれなりガタイもよく子供が到底かなうような体つきではなかった。最初に飛び込んだ子の腕をつかみ浴槽から出そうとする。
「ちゃんと体を洗ってから入りなさい!」
「イテェよ!!離せよ!言えばわかるって!!何なんだよ!」
「まず謝るのが先だろうが!!」
とうとう、爺さんの頭の怒りが沸点に達したのだろう。抱き上げるように浴槽から出される。思わず股間手をだし隠そうとするがうま
くいかない。友達からも見えるのが気になるようだが、そんなことはお構いなしと出されると、お尻に強烈な一撃が繰り出された。
バッチィィンン!!
濡れているせいもあるのだろう。そして風呂場だ。音がよく響いた。そして痛かっただろう。思わず見つめていた。
赤い手形が離れた洗い場からもよく見えるほどくっきりと残された子は両手で股間をかくすのも忘れて尻を押さえる。
「いってぇ~~~~!!!」
しかし、それがとどめになったようだ。すっかり逆らう気もなくなったのか、生意気な口を利かずにただ、黙る男の子であった。
「きちんと話しなさい。それに洗い場はここじゃないぞ。お前らもだ!」
バッチィィン!
バッチィィン!
バッチィィン!・・・
残された他の子たちも一発ずつ尻に手形を残された。逃げようとしてもすぐに捕まるとわかってのことか誰も逃げようとしなかった。尻に赤い手形を残したあと、静かに彼らが利用していると、さっきより明らかに大人の学生グループがやってきた。
「マジでかよぉ~!!!はははは!!!やっべ!!!」
何を会話しているのかリアクションが大きくて会話の内容がわからないが、うるさいのは確かだ。彼らはすぐに湯船に飛び込むことはなかったが、洗い場で遊び始めた。水をかけあったり、タオルで叩きあったりと豪快だ。俺もその様子が嫌なので、湯船に避難し
ていると先ほどの爺さんが動き出した。子供のグループがいるということもあり張り切ったのかもしれない。
「お前ら!!!ここは銭湯だ!!遊ぶなら外でやれ!!」
後ろから怒鳴るとさっきとは違いすぐに平手をお見舞いしていた。
バッチィィン!
でました!先ほどはやっぱり手加減していたのだろう。音がさっきより大きい。思わずこっちもびくっとした。近くの子供たちもきっと同じだっただろう。
「いってぇ!!!爺さん!!なんなんだよー。・・・・ったく・・・すいませんでした。」
子どもたちとは違いすぐに謝る学生。爺さんのほうもあまり説教する気もないのだろう。
「まったく・・・しっかりしろ・・・子供もいるんだぞ。」
そう言ってシャワーを浴び始めた。湯船から見ると叩かれた彼もまた立派な手形を残されていた。爺さんが上がろうとしたので、興
味本位で俺も出て話しかけてみることにした。
脱衣所につくとタオルで身体を拭いた後の爺さんが扇風機で涼んでいる。
「・・・・いやぁ~。。さっきのすごかったですね。」
「・・・・」
無言で涼しんでいる爺さんにちょっと戸惑いながらも続けてみた。
「さっきのバッチィィン!って平手。まだ残ってましたよ。マナーの悪い客が増えないためにも大事ですね!」
「・・・あんたは?」
「・・・え!?」
「あんたは、なんで注意せんかった?あんたも見てたんだろう?」
予想外の展開に驚いた俺は焦ってしまった。
「いや、見てましたよぉ。すごいなぁって。思ったから声かけたんですけど、機嫌悪いんですか?」
「機嫌!?・・・そりゃあ悪いに決まってる・・・みんなで注意しないと駄目だろう!見ないふりをするのが一番いけない!!あんたも
悪いと思ったのに何もしなかったのか!?」
「えぇ!?いや・・・・俺はぁ~・・・・その・・・・」
「だったら、あいつらとかわらんな・・・反省してるのか?」
まさかの同罪判決にびっくりした俺は口も閉じて離れようとするが遅かった・・・・
「えぇ!?・・・・もういいですよ。」
離れようとすると腕をつかまれた。
「いーや、よくない。あんたも言った通り、大事なことだ!尻をだしなさい!」
先ほどは、そんな風に言われていなかったのに尻を出せと言われ顔が赤くなる。大人になって言われるとは・・・
「尻を出せって、ちょっと・・・」
あたりを見渡すとちょうど浴槽の方から彼らがこっちを見ていたのがわかった。それとそろそろ子どもグループの子たちが上がろう
としている。尻を叩かれるのは見られたくない。
「いや、、、でもここじゃみんな見てるし恥ずかしいですよ。勘弁してください。大人の俺が叩かれるなんておかしいじゃないです
か。」
「悪いことしたらお仕置きだ!!!大人なのに見ないふりをする方が恥ずかしい!!尻を叩かれるよりよっぽど恥ずかしいってこと
わからせてやる!」
グイッとバスタオルを引っ張られるとすぐに放り投げられてしまった。
バスタオルで隠していた股間があらわになると、ちょうど子供たちが上がってきた。なんてタイミングが悪いのだろう。股間を両手で隠すがちょうど尻が無防備になった。その尻にはきっと今まで一番強烈な一撃だろう。脱衣所に響き渡った。
ビッチィィィーン!
「イッデー!!!」
子どもと同じく同様に股間から手を離し弓の様に沿って尻を押さえる姿をばっちり見られてしまい赤面してしまう。自信のない股間の物を突き出すような形で見られてしまった。しかしそれでおしまいじゃない。
「手をどかしなさい。まだ終わりじゃないぞ。」
横で爺さんが恐ろしいことを言い出した。子供たちの方は興味津々と怖がりながらも確実に目を輝かせてこちらを見ている。さらに
恥ずかしく湯につかる時よりも体は真っ赤になっただろう。
「まだって1回じゃないんですか?」
「あんた子供なのか?そりゃーあっちはそうみえるが、毛だって生えてるし、大人なんだろ?」
股間を見られて余計に恥ずかしい俺は今すぐ逃げ出したい気持ちでいっぱいになったがこのままではよりひどい目に合うと思い早く従って逃げる方向にシフトした。
「・・・大人ですよ。後何回ですか。」
「お前さん・・・いくつだ?」
「年齢!?・・・聞いてどうするんですか?」
「これから叩くのに使うんだよ。また増やすからな。おとなしく答えろ。」
「25です。これでいいんですか?」
「よし、じゃあ、こいつらと、今中に入ってるやつの分と、素直になれなかったのと、抵抗したので、4かける25といこうか・・・・お
ぉ!ちょうどケツ100叩きの刑だ!!悪い子はお尻ぺんぺん100回って相場は決まってるからなぁ~・・・」
調子に乗っている爺さんに付き合いきれないと思うが子供の目線はばっちりこちらへと、そしてとうとうさっきの若者たちも上がる準
備をし始めている。さらに客が来るとややこしくなると思った俺はやむを得ず了承してしまった。
「100叩きって・・・きつくなりすぎですよぉ~・・・・もうー、、、立ってればいいんですか?」
「さいっしょから、素直になればよかったんだ!・・・・大人は子供と違って頑固になっちまうからなぁ。たくさん叩かないとわからねぇ
のよ・・こっちへきな」
爺さんが立ち上がると髪など整える鏡の前へと連れてかれる。・・・まさか・・・・
「行くぞー!しっかり数数えろよ!」
バチィィンン・・・・!「ちょっと!!」バチィィン!!!!・・・・「ここでやるんですか!?・・・・
「しっかり数数えろよ!!当たり前だろ。一からだ!」
バチィィンン・・・・!「くっ・・・!!!いちぃ!!」バチィィン!!!!・・・・「にぃぃ!!!」・・・・
「声がちいさぁーい。やり直し!!」
声が小さいのは当たり前だ。脱衣所じゃ外まで声が聞こえてしまう可能性もある。俺が叩かれているのを外に教えるようなもの
だ。しかし、やり直しをくらい続けるわけにもいかない。声を会話程度まで上げることにした。
バチィィンン・・・・!「!!!いちぃ!!」バチィィン!!!!・・・・「にぃぃ!!!」・・・・
そう尻叩きの刑が行われた鏡の前という位置は脱衣場から尻が丸見えの位置なのである。そしてまた自分は正面を鏡で見ることになる。それは鏡越しでみんなから股間も丸見えなのだ。赤面している自分がわかるのと同時に尻を叩く動作をする爺さんとそしてそれを目を輝かせてみる子供たちも丸見えなのだ。興味がある彼らは尻が叩かれるたびに揺れる俺の股間をばっちりと、とらえ
ていた。まもなくして若者が出てくる。少し笑う彼らに対して苛立ちを覚えたが、彼らの尻にお赤い手形があるのをみてほくそ笑ん
でいると追い打ちがかけられた。
「だめだ!こいつの声は小さすぎる!お前ら協力してくれ!」
後ろの子供たちに声をかけると子供たちが駆け寄ってきた・・・勘弁してくれ・・・
「今何発だ!?」
「・・・20発です。」
「よし・・・まだやり直せるな・・・一からやり直しだ!」
「やり直しって!!なんでですか!あとからずるいですよ!」
「それじゃ、120発に追加だ!お前の声が小さいんだ!悪いのはお前だ!みんな21~数えてくれ!元気よくな!!」
「はい!!」
目を輝かせる子供が憎たらしかったが、その気持ちが続く間もなく手の平が落ちる。
バチィィンン・・・・!「にじゅいちぃー!」バチィィンン・・・・!「にじゅにぃー!」
力よく叩く手に負けずに声が響く。全身真っ赤になってるに違いない。
・・・・・バチィィンン・・・・!「ひゃくにじゅー!!」
「よぉーし!おしまいだ!もう見ないふりなんて大の大人がするんじゃねーぞ!」
爺さんが赤い手のひらに息を吹きかけ頭をぐりぐりとすると風呂場へと向かっていった。
「汗かいちゃったからな。もう一回入って来る。じゃーな!」
「ばいばいー!」
子どもたちも手を振ると笑って着替え始めた。俺はというと、鏡越しに尻を見てみる。真っ赤になった尻を見て驚いた。恥ずかしくて赤い全身よりもひときわ真っ赤に腫れている尻はアニメなどで見るような状態だった。再度顔を赤らめ早く隠そうと着替え始める。すぐにパンツをはいてヒリヒリするお尻に驚きながらも着替え終わると子供たちもでるのとかぶってしまった。
外に出ると女湯のお客さんと会話していた番台のおばちゃんが声をかけてきた。
「こら~・・・・君たち、梅じいさんおこらせたでしょ~・・・かけ声聞こえてたよー。お尻ペンペン痛かったぁー?誰が叩かれちゃった
の?よく反省したご褒美に、おばちゃん、コーヒー牛乳おごってあげるわよ~。」
子ども5人組に聞くが目を合わせてきょとんとしている。これは、まずい。外の人は、かけ声が子供だったから子供がお尻ぺんぺん
をされてると思ったのだろう。しかしこのままだと非常にまずい。そう思ったが、止められるわけもなく。
「違うよぉー!お尻叩かれてたのはこの人だもん!」
指をさされドキッとすると笑われる。
「あらあら!そうだったの?お兄さん悪い子だったのねぇ~。おばさんからもお仕置きしとかないと!」一緒に笑い始める女性陣。
どうやら、おばさんたちは子供たちが言い訳をしていると思っているようだ。この流れに乗ろう。
「いやぁ~。まいった。まいった。悪いことできないなぁ~。はははは!」
頭をポリポリとしながら笑っていると、爺さんが出てきた。シャワーを浴びてすぐ出てきたようだ。やばいと思ったのもつかの間完全
に終わりを告げることになる。
「なぁーに笑ってんだ。また悪さしたら、100叩きじゃすまさねぇからなぁ!」
耳をグイッと捕まれ怒鳴られる。この様子を見て女性陣がポカーンとすると子供たちが声を合わせて言い放った。
「ねー?いったでしょー!悪い子だぁー!!悪い子だぁー!」
「こんなすぐに笑ってるようじゃ足りなかったか?ここで尻ひっぱたいてやろうか!?」
すでに赤い手のひらに息を吹きかけ尻を叩くしぐさをする爺さんに俺はすっかり参ってしまった。
「ええええ!!!だいじょうぶです!!!もう充分でーす!!勘弁してください~!」
逃げる俺に笑う声が複数聞こえる中外にかけでる。散々だ・・・・
外に出て少しすると体はすっかり冷えてしまっていたのか、くしゃみが一つ。
・・・・体が冷える中、手袋を忘れた俺は直に尻を触り暖をとり帰宅していった。
そして、笑っていた子供たち、若者もまた尻に手形を残したまま帰宅するのであった。
終わり。(^_-)-☆
お風呂のマナーは大切にね!(笑)
コメント
連続投稿うれしいです^ ^
数を数えさせてやり直しってすごくツボなんで楽しませていただきました!
数を数えさせてやり直しってすごくツボなんで楽しませていただきました!
Re: タイトルなし
山田さんへ。
さっそくありがとうございます!
今回ちょっと書いてるうちにテンションが上がりました。数えなおし俺も好きなんですよ。
叩かれる恥ずかしさ、理不尽さとかどんどんかけたらいいなぁと思ってます(笑)。
コメントありがとうございました!^-^
さっそくありがとうございます!
今回ちょっと書いてるうちにテンションが上がりました。数えなおし俺も好きなんですよ。
叩かれる恥ずかしさ、理不尽さとかどんどんかけたらいいなぁと思ってます(笑)。
コメントありがとうございました!^-^