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刑罰システムの変更 番外編 9番の場合

奇祭のように追加で色々加えていきたいなぁ。

中々まとまらないのが難点。(´・ω・`)

9番の場合・・・

早瀬本部長のもとにやってきた男の名は武田 操だった。30代になり始めた働き盛りの男で特に問題など起こすことなく仕事も真面目に行う彼に突然の呼び出しで心配そうな表情が隠せないまま話しを着ていた。他のものと同様、刑罰に追加プログラムが組み込まれ行われるという話を聞かされていた矢先、とうとう武田は聞いてしまう。

「あの、すいません。新しく組み込まれる話は知っています。私に何か協力することがあるんでしょうか?」

「協力も何も、あなたにはこのプログラムの実験に参加してもらうつもりなんですよ。いいですか?」

突然のことに驚きが隠せない。元々武田は真面目に仕事もこなし特に問題のある行いをしてきた報告もないのだ。

「・・・あの、なんで私なんでしょうか?特に選ばれるような覚えはありませんが・・・」

「・・・この画面を見てください。」

そういってパソコンの画面を見るように伝えられ、武田が目を向けると信じられない光景が見えた。それは、武田の顔が写っている状態でどこかのお店のシャッターに小便をかけている姿が写っていたのだった。

「こ!!これは!?どこで一体・・・」

「あのね、武田君、君結構常習犯でしょう?ネットにあちこち落ちている画像だけでも数枚じゃすまないんだよね。こうやって広がってたの知らなかったでしょう?君は私たちのイメージを下げる行いを定期的にやっていたということだよ・・・参加してくれるね?」

真面目な一面をもつ武田であったが一つだけ武田には周りに言えない秘密があったのだ。それが立小便の癖である。酒に酔ったのをいいことに夜の人気のないところで用をたすのだ。普段悪いことを取り締まっている自分が悪いことをしてしまっているのに何かしらの快感を覚えてしまっていたのだった。誰かに写真をとられているヘマなんてしていないと思っていただけにこれには驚きが隠せない。

「・・・これはいったい・・どうやって・・・」

「参加するかどうかを聞いてるんだ!!」
とバンっと机をたたき思わず返事をしてしまう。

「はい!!!・・・参加します!!・・あ・・」

「よろしい。こちらの準備はできてるからもう外に向かいなさい。車が来てるから。」

そう笑って話を終えると武田は連行された。施設に連行されるとでてきた男が声をかけてくる。

「お前が実験に参加する武田だな!こっちこい」そう言われ施設の中を案内される。更衣室へ行ってから話し始める。

「今から施設を案内してやる。今日はまだ説明を聞くだけでいいからな。俺のことは看守さんと呼ぶんだぞ。まずは着替えから始めようか。服を脱げ!!・・・得意だろ。チンポ引きづり出すのは。」

といやらしい笑顔を向けてくる。どうやら何で来たのかも知っているようだ。正直、説明もままならず不満が多い武田はむすっと返事をしないまま服を脱ぎ始めると看守の顔が急に怖くなった。

「しっかり返事をしろ!!今日から一日延長して始めようか!?」と怒鳴る。正直切り替えについていけなかった武田は小さく返事をする。

「・・・はい。」

小さいながらも返事をしたことに満足したのか看守は再び説明を始める。

「今日から武田は3週間ここで生活をしてもらう。今から着る服はずっときるから大事にしろよ。あと、パンツも脱ぐんだ。みんな最初は脱がないんだよな。なかなかかわいいもんぶらさげてんな。」

と看守はみんなの一物を評価しているようだ。かわいいもんと言われさらに武田の不満は高まったがここでの反感は得策ではないと思い苦笑いで返す。

「よくからかわれますよ。でもやるときはやる奴なんです。」

「そーなのか。残念だが、3週間はやるとこ見れないわけだな。それと呼び方だが、今からお前のことは9番と呼ぶ。9番。施設、いや、刑務所を案内しよう。」

そう言われて牢屋へ案内される。きちんと部屋になっているが、窓の部分には鉄格子がされておりなかなか限じゅんな様子が見られる。

「一人部屋なんですね。。ふーん。和室風ですかね。・・・これは何ですか?」部屋の上のところや、はじにあるわっかのようなでっぱりに興味をもつ武田。

「お。。いいところに気付いたな。これはお前のお仕置きの時に使うんだよ。」部屋で行うことを知らない武田は驚く。

「部屋で行うんですか?てっきりそういった部屋があるのかと思った。」その後、看守は説明を行った。毎日罰は朝と夜に受けてもらうことになっていること、レベルが分けられていることなど説明をした。

「一日二回も罰を受けるなんて知りませんでしたよ。導入のことしかニュースになってなかったし・・・」

「色々考えられてるってことだ。食堂に行こうか。先に行ってるやつらがいるからな。まだ罰を受けていない奴らと色々話してもいいな。」

そう言われて食堂のほうに行くとやたらと元気な奴一名と、ほか二名の男がいた。恐る恐る近づいて挨拶をする。

「・・・どうも・・・9番です。・・」自己紹介って言っても何をしたらいいのかわからず黙っているとひときわ元気な奴が声をかけてくる。

「よろしくな。9番。お前はなんでここに来ることになったの!?」いきなり声をかけてきて理由を聞かれてもなんだか釈然としていなかったために無言でいると聞いていないのに話し始める。

「おいおいおいー!なんでそんな固いんだよぉ・・・ちっ・・おいこいついいたくないんだってよー。」と他のやつらにも声をかける。

「1番さー、馴れ馴れしいんだよ。俺3番。よろしくな。」周りの者も声をかけてくる。3週間とはいえ一人でいるのは心細い。会話をし始めて驚く。

「1番なんも離さないで聞くんだもんな。そりゃー警戒するって。俺はな。ちょっと借金があってね。返す前にほかのやつから借りたりしてたらここに来ることになっちゃったんだよなぁ。絶対返すのにほんとひでぇよな。」

と3番が笑顔で話す。馴れ馴れしい感じは1番も3番も似たようなものだった。あたりさわりない会話をしていたところで顔を真っ赤にしたままの男がやってきた。よく見ると涙を流したような跡が見られる。すぐに1番が近づく。1番は鈍感なのだろう。何も気づいていなかったようだが、すぐに驚く声をあげ尻を見るようにしているのに気付く。尻が真っ赤になっていたのだ。あちこち手形の痕がみえるが、きれいに全体が色づいていた。アニメや漫画でみたことがあるようなきれいな手形は人の手の形をしているがあまりにもきれいな形は逆に人の手を感じさせなかった。プログラム導入の結果を見ることができた9番は唾をのみ12番を見守る。体験の話しを聞いていてみなレベルを気にしていた。12番はレベル8をくらっと聞いてすぐに思った。(・・・俺はどのくらいのレベルをくらうんだろう・・・)そんな不安をもとに1番が看守に抗議を始める。今更講義をしても無駄なことを分かっていた武田は黙って皆の様子をうかがっていた。しばらくして部屋に戻るように言われもどる。部屋につくと看守が一言。

「明日の準備などはベッドの上にある書類を見ておくように!!」そういって立ち去るところを呼び止める。

「あの!!すいません。俺はレベルどの程度なんでしょうか?」

「おおお。忘れていた。すまんすまん。9番はレベル9をくらう。中くらいの厳しさだな。よく反省しなさい。」

そう言い残して歩いてく看守を見ながら絶望した。(12番のあの痕でさえレベル8だってのにそれよりも高いじゃねーか・・・)書類を見直して準備の屈辱などに苛立ちを感じながらも翌朝はいつものようにやってきた。あらかじめ書類に目を通していたが全裸での正座はなんだかそわそわするもので落ち着かない。しばらくして看守が現れた。「よし!9番準備はできているようだな!お前の罪を答えろ!」大きな声でどなりながら聞かれ驚く9番。書類にはこんなことを聞かれるとは書いてなかったのだ。

「ん・あっ、、、いや、、」

「おそーーい!!じゅんびができてないぞ!!けしからん!罰の追加だぁ!!」どなりながら入るや否や腕にベルトをつけ足もろともべっどに固定される。そこへ看守がきて機会をセットし始める。

「お前は繰り返し立小便をしたそうじゃないか。今日から3週間はトイレの許可の申請をだすこと。勝手にしたら罰を与える。いいな。。」そういってベッドに固定された武田のところに機械をセットすると機械の強烈な平手が繰り出された。バチーーン!バチーーン!・・・それは平手というよりかはベルトで叩かれているような音であった。叩き始めた機会をみてうなづくと看守は武田に声をかけ始める。

「9番は20件以上繰り返しているようだが、仕事に関しては真面目だったようだな。特別に40分レベル9で今日は許してやるが、排せつなどの管理は他のやつより厳しくしないとな。」そういって固定されて叩かれている尻タブをみながら話す。

「ぐぅ・・・くぅ~~・・・・っつ!」尻タブが揺れ、赤くなっていくさまをにやにやみながら看守は続ける。

「んーさすがに痛そうだなぁ。人の手の再現ってもやっぱり機械は容赦がねぇからなぁー。俺がいても泣いていいんだからな。」ニヤニヤみている看守に苛立ちを覚えながらも何も考えないように落ち着いていようと決めていた武田であったがそれも徐々に限界を迎える。わずか10分ほどたった時だすでに尻は真っ赤で腫れ上がっているのがわかる。暴れても逃げることので気ない尻に機械の平手は無情にも手加減なしで落される。バチーーン!バチーーン!バチーーン!バチーーン!バチーーン!バチーーン!

「・・・ああああああ!!!!ああーーーー!」と泣き始める武田に看守は満足そうに話しかける。

「痛いだろう?・・・反省したのか?悪いことしなきゃ、こんなことにならなかったんだぞ?・・・よーーーく反省しなさい!!」

今回9番に対して看守は仕置きの観察義務が出された。仕置きを見られ、言葉での攻めを味わうことで心理変化をみるためだ。

「・・・・反ぜいじまじだぁ!!・・・すいませんでしたぁ!!」泣きながらの謝罪はどこか興奮させる何かを看守に植え付けつつも、仕事のため看守は続けて言葉攻めをする。結局40分間謝罪をしても変わらず尻を叩かれた武田は真っ赤腫れ上がった尻を触る勇気すら持てないまま解放された。

「よーーく反省したな。食堂へ行ってよろしい。痛かったら尻出しといていいからな。」解放された後、尻をだしたまま食堂へ向かう武田。他の連中のことも気になっていくと、3番と5番しかいなかった。他の連中は・・・?

「すげー痛かったな。。大丈夫か?」その後は3人とも今後の不安を話し慰めあった。3番はどうやら借金をしたやつらみんなに見られながら罰を受けたらしい。「もうあいつらに金は借りられねぇよ。。あいつら写真までとりやがって・・・・畜生・・ううう。」返さない奴が悪いとは思うが人に見られながらの罰はさぞ嫌だったことだろう。しかし5番はもっとひどかった。

「お前なんてまだいいだろ。。。俺は・・・実はネットにアニメとか流してたんだけどよ・・・どうやら俺の仕置きシーンが今後のプログラムの紹介に使われるらしい・・ネット配信なんて全国のやつらが見えるんだ。。。絶望だよ・・・」皆が暗い表情になったところで12番がやってきた。1番のことに気が付かないくらいに武田も気持ちが参っていたのだ。

彼らの罰はまだまだ続く。

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