2ntブログ

バスの運転手さん 

超短編だけど書いてみました。

練習しないとなぁ。

ちょっとばたばたしたと思ったらなんだかんだ期間あいてたなぁ。


バスの運転手さん

ある若手の運転手さんが一人いました。その人はとてもぶっきらぼうな見た目に反してイベントごとが大好きでした。そんな彼が運転手になったのは、小学生の時バスに乗って目的地に行く間みんなとわいわい楽しかったいい思い出があったからです。その時の思いがあって彼はバスの運転手さんになったのでした。

しかし、今日、この日彼にアクシデントが発生します。

バスの運転手になって初めての大仕事。それは自分の卒業した小学校の遠足の運転手さんだったのです。ドキドキドキ・・・・心臓の高ぶる音が耳に聞こえそうなほどでしたが、子供を目にしたときやっぱりこの仕事を選んで正解だったと運転手は思います。楽しみにしている子供の力はすごいものでした。担当のクラスの子供がみんなバスに乗ったところで注意事項を話します。

「おい、バスに乗るうえで約束してほしいことがあるからよくきけよぉー!」

とがらがらの声で言う言葉に子供たちも怖くなりちょっと静かになって聞きます。その後にひとつぽかんと叩いて代わりの運転手が話し始めます。

「バカ。お前の声は怖いんだよ・・はーい!1年3組のみんなぁー楽しい遠足をするためにお約束がありまーす!よくきいてねぇー!」

そう警戒に話し始める運転手はさすがベテランと言ったところ、うまく冗談をはさみながら子供がちゃんと聞くようにしています。

「・・・今日は新米のお兄ちゃんが運転するけど、なんかあったらすぐに私に話してねぇー。悪さでもしたらお尻をバチーンとひっぱたくからね!」

そう笑って腕をぶんぶんするとギャハハと子供たちが笑いました。苦笑いをしながらも若い運転手にマイクが戻り自己紹介をする。
「しっかり運転するからよろしく!!。。お願いします。。戸部です。」ちょっと睨まれて声を落とし自己紹介をした後マイクを渡しベテランが自己紹介をする。
「矢部ですよろしくお願いします。別のバスの運転に行きますが、連絡は取れますのでこいつが困ったら連絡してくださいね。」
そう担任の先生にも話し、ベテランがいなくなったところで、不安を残しながらも矢部のバスは出発をしました。しばらくすると、子供のうちの一人がトイレに行きたいと言い始めます。近場にトイレ休憩をできる場所がないのであせりましたが、急いだかいあって10分ほどで休憩がとれました。子供に感謝されながらもほかのバスから後れを取ってしまい苛立っていた戸部はマイクを使って注意をします。
「他のやつらはトイレ大丈夫かぁー?次はしばらく休めないから無理だったら、ペットボトルにしてもらうからなぁー?」
そう脅しをかけて皆が焦りだします。みんなもトイレに行きだすと言い出して出発はさらに遅れてしまいました。
「マジかよ・・・っち・・・しょうがねぇなぁ。」
とため息をつきながらコーヒーを飲んで待ちます。高速道路に入ってしばらくすると重体に巻き込まれてしまいました。さらに20分後、戸部は自分の尿意に気づきます。

「畜生…トイレ行きてぇな・・」少し強気な後に自分がトイレに行きたいからと休憩をはさむのは中々言い出しづらいものがあります。本当にペットボトルに出してしまおうかと思っていた矢先渋滞が解消されます。これなら目的地まで我慢ができるかもしれないと思った戸部は我慢することにして休憩所を飛ばしてしまいます。バスが進んでいるときにレクレーションが始まりました。自分が子供の時を思い出しながらレクレーションを耳にはさんで運転をすると不意に戸部にとってツボなネタがでました。急だったために運転しながらも笑ってしまいます。笑ったところで少し小便を出してしまいました。
「・・・・(やべーーー、、、うーん、どうやらズボンまでは来てねぇようだなぁ。。あぶねぇなぁ・・・)」少しヒヤッとしましたが、ここで事件が起きます。
「先生―、武田くんがトイレ行きたいそうですー!」そう発言する男子の言葉に少し漏らしてしまった戸部はイラついてしまいます。まだ一つだけ休憩する場所はありましたが、あと20分ほどで目的地もつくのだから我慢してもらいたかったのです。
「後ちょっとだからもう少し待っててねー!」と柄にもなくやさしい声で話すとバスは目的地へと向かいました。しばらくして到着するものの、悲しい叫び声が聞こえてきます。
「うわぁーーーーん!!!」となく男の子のズボンにはシミが広がってしまっています。
「(あちゃー・・・これはひでぃや・・・)」そう思いながらも到着したところで学生を下ろします。「すいません。先生。急いだんですけど・・・」と担任に謝る戸部運転手、先生も慣れているのか普通に返します。
「いえ・・まれにあるので大丈夫です。保健の先生がこんな時のために変えのパンツとか用意してくれてるので。」そういって返されて少しほっとしていると矢部が赤鬼のような顔をしてやってきました。
「おい・・・ちょっとこい・・」そう言われて腕をつかまれてバスを下ろされます。これには、トイレに行きたかった戸部も焦ります。
「待ってください。俺もトイレ行きたいんですよ。」
「なんでも休憩所よらなかった!?あの子だってお漏らししないですんだじゃねぇか!!」
「それは・・・急いでいたから・・」
「馬鹿野郎!!急いでいて間に合っても楽しくない遠足になったらしょうがねぇだろ!まったく・・・来い!」
腕をつかみ引っ張っていくと、少し離れたところで膝に乗せて尻を叩きだしました。
「ちょっと・・・・これじゃ音でわかっちまう!!」そう叫ぶが容赦はありません。
パチィィン!と乾いた音が大きく響きます。
「聞こえていいんだよ。悪いことしたら尻叩かれる。子供のうちから知っとかないとな・・・まったく・・」と言いながら腕を振り上げて叩きだす力には容赦がありませんでした。膀胱が膨れている中での尻叩きは耐えられるものではありません。早くも限界を迎えることになります。
「矢部さん・・・マジでもう・・・無理なんです!!」と戸部が訴えても平手は止まらず解放もされません。シャー・・・・・とダムの決壊する音が戸部の耳に広がります。ハッとしたところで矢部がわかっていたかのように下ろします。間もなくして戸部のズボンはシミが広がっていきました。
「矢部さん・・・ひでぇよ・・・こんなにしなくても・・・」と思わず涙が込み上げてくる戸部でしたが冷たい返事が返ってきます。
「あの子だってお漏らしつらかったんだぞ・・・みんなに見られてしばらくつらい思いするのはあの子なんだ・・・わかるな?」確かに急ぐべきではなく、休憩をさせてあげるべきだったと痛感する戸部でした。この仕置きをしている間ここからしばらくは子供たちは歩いて遠足を楽しむことになります。矢部と戸部は、校長たちの話を聞いている子供たちの少し脇でジャージのズボンに着替えて戻ろうとしている子供の様子を見つけました。
「まだ戻ってないな・・・おい・・謝って来い・一緒にいってやる。」そう言われて思わず躊躇する戸部でしたがそのまま連れていかれます。子供のところまで行くと戸部の心の準備もなく矢部が声をかけました。子供が戸部のほうを見て驚きます。
「おい・・・・そのごめんな。トイレ休憩させてやれなくて。。俺も漏らしちまったよ。」という戸部に子供は驚きながらも、いいよと声をだして戻っていきました。
「よし謝れたな。最後にお仕置きと行こうか。」そういう矢部に今度は戸部が驚きます。まだ許してもらえてなかったのです。一時解散となり皆が散ったところでズボンとパンツを脱ぐように言われます。
「パンツとズボンは洗っとかないとな。行くぞ。」男子便所で洗い下半身が裸になったところでバスに連れて行かれそうになります。
「待ってください。見られたらまずいですって。」腕を引っ張る矢部にどなるが許してもらえません。
「大丈夫だよ。みんないないから早く来い。」そういってバスまで戻るとパンツとズボンを後ろの窓のところで飾られてしまいました。
「矢部さん~、勘弁してください。まずいですって。」そういう戸部に容赦はありません。
「よく乾かさないとだめだろう。早くこっち来い。」膝に乗せ、戸部のお仕置きが行われました。お仕置きは子供達が戻ってくるまで続きます。元の集合場所まで戻って来る途中、バチーン・・・バチーン・・と音がします。何を意味するのか分かった者、何の音かわからず疑問に思っている者、それは様々でしたが最終的にはバスにつくころに分かるのでした。バスに飾られている大人物のパンツとズボン、そして泣くような声と叩く音。叩かれている本人は油断していたのか、子供がのぞきこんでいるのも気づかず泣き顏を晒しながら足をばたつかせています。そんな様子を無視しながらもベテラン運転手は相手の尻に平手を落します。みんながそろうまでおよそ2時間ほどの尻叩きは、戸部の尻を万弁なく真っ赤に腫れ上がらせてようやく膝からの解放を許されました。恥ずかしい気持ちなどふっとんでいた戸部は尻をさすりながら喜んで膝から離れました。尻をさすって立ち上がり、股間を晒したところで子供たちが指をさして笑う声にようやく気付きます。
「・・みんな・・うわーーん!」と我慢が切れたように泣き出してしまいます。
「よしよし・・・もうこんなヘマするんじゃないぞ!」そういって仕置きは終了を告げました。帰りの運転中、後ろに飾られたパンツとズボンをはくことも許されずバスの振動が赤い尻に響く戸部は顔をしかめながらも帰路につきます。後ろで子供たちが自分のことをからかっている声が聞こえます。お漏らしをした子も一緒に戸部をからかいます。。まだまだ乾かない、パンツとズボンをいつはけるのか不安が続く中、バスは学校へと戻っていきました。

終しまい。

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