ムラっときたらバーへ行こう
お酒飲むバーッてなんだか大人の雰囲気ですよね。そんな中でお仕置きとかなんだか興奮しませんか?
ギャップ萌えがある自分としては意外性のある文章を書きたいんですけどなかなか思いつかないもんですね。(;^ω^)
短編ですがどうかお楽しみください。
ムラっときたらバーへ行こう
都会から少し離れた位置にあるさびれたビルの中の一室にそのバーはある。
[ プーサンの穴 (会員制になります。予約が無いと入れません。)]
会員制と書かれた、看板が出ているその店に2人組の男が入る。ドアを開けるとすぐにテーブルにいた男が声をかけてきた。
「ご予約をとられている方ですか?、、カードを見せてください。」と二人に目を配る男。
ドミノマスクをしたあやしい男だが、ここが会員制でかつ知っているものならそれもあまり気にならないのだろう。2人組の一人はますますあやしそうな顔で定員を見つめるがもう一人は落ち着いて答える。
「ああ、俺は会員で、一緒にいるのが新規で会員になる奴だよ。」
カードを渡しながら答えると、手慣れたものですぐに紙とカードを出しながら答える。
「岩村さまですね。お待ちしておりました。新しく会員になるかたはこの用紙の欄をすべて埋めてからご説明いたします。それではお先に岩村様お進みください。」
そう伝えると一人残された男は不安そうに岩村を見つめる。
「そんなおびえるなよ。斎藤!話ししていただろ?大丈夫だから!先行ってるぞ!」そう言って離れて行ってしまった。
「斎藤様、何かわからないことがあれば私に聞いても大丈夫ですからね。」
やっと笑顔を見せた男だったが、身長も高く筋肉質なその笑顔はお世辞にも初対面の人物を安心させるものとは言えなかった。流石に会員制ということもありぐいぐい情報を聞いてくる。最後にある質問欄だけはその異質性を表していた。
[ 以下の欄から数字をお選びください。①スパンキー ②スパンカー ③スイッチャー ]
そして最後に一文が添えられていた。
[最後に、ここで起きたことの情報を外部に漏らさないお約束をしていただける方のみご署名ください。]
やはり、岩村さんが言っていたことは嘘じゃなかったのか。そう思い唾をごくりと飲むと斎藤はマスクの男に用紙を渡した。
「はい。確かにいただきました。ありがとうございます。書いてありませんが、注意点として自分の希望に沿わずスパンキー、またはスパンカーになる場合などございます。ご了承ください。」
そう言われ返事をするとようやくマスク男が名乗ってきた。
「私はティガーと申します。まず中の入り口を通ると腕に着けるバンドがございます。赤と緑がありますのでお選びください。赤がスパンカー、緑がスパンキーです。スイッチャー場合は両方お付けください。詳しくは岩村様からお話があるでしょう。何かわからない点がありましたらお声掛けください。それでは、お楽しみを。」
そういって頭を下げるとさらに中の扉を開け招いてくれた。中は普通のバーのようなつくりに、ポールダンスを踊れるような舞台と席があった。今日は週初めということもあってかあまり客足は良く無いようで、自分と岩村をふくめ7人程度の客しかいないようだった。
「岩村さん!お待たせしました。」
そういってカウンター席でマスターと思わしき人物と話していた岩村に声をかける。
「斎藤!思ったよりも早かったな。疑ったりしなかったのか!?」と笑いかける。
散々話しを聞いていたから疑う気持ちが多少麻痺していたのだ。
「岩村さんから話し聞いてたし、大丈夫でしたよ。」
と返す斎藤に、ここでマスターが初めてだと気付くと笑顔で声をかけてきた。坊主頭でひげのおじさんだがさっきのティガーよりもどこかかわいい感じのする人物でもあった。マスターというよりかは、ママって感じを思わせる。
「新人さんですね。どうぞよろしく。マスターのプーです。プーサンと呼んでください。お名前は?」
そこから自己紹介が始まりこの店のルールをいくつか聞く。
「同じ趣向の人物しかいないからここではお尻叩き放題ですよ。ただ、むりやり誰かの邪魔とかしちゃダメですからね。腕に着けているバンドで相手を選ぶのが基本になります。斎藤さんは、両方つけてるから、スイッチャーだね。腕に着けている人見てみな。」そう言われて周りを見渡すと、3人ほどスパンカーがいた。しかしすでに緑のバンドをつけている人物と話しをしておりこれからやるのだろうか。盛り上がっていた。「まぁ、最初は岩村さんとやってもいいかもだけど、せっかくここに来たんだしいつもと違う方がいいよね。俺が相手しようか?」
そう話すマスターに驚く!?
「ええっ?早速やるんですか?そもそも、マスターはスパンカーなんですか?」
「お酒飲んでからがいいならそれでもいいよ?俺はスイッチャーだからどっちもいけるし。」
驚いてると、岩村が笑いだす。
「プーサン意地悪いけないよ!もともと叩く気だったんでしょ。斎藤!叩かれて来い。最初はプーサンがみんなの尻を判断するんだよ。そっからほかの人の紹介とかもらえたりするし自己紹介ってことで叩かれて来いよ。」
しかし、周りの人物は知らない人ばかりさすがに抵抗もある。
「あの、、舞台の上で叩かれないとだめなんですか?」そう質問するとマスターは笑い出した。
「ハハハ!あれはまぁ使ってもいいけど使わない人のが多いかも。正直、この店の中ならどこでもいいんだよ。今岩村さんがいるところでお膝の上に乗ってもいいんだよ?恥ずかしいの?」
そう答えは分かってるけど聞くよ?という目でみてくるマスターに少しムッとしつつも
「さすがに最初きていきなりみんなの前じゃ、、、ちょっと嫌です。」
「大丈夫。実は部屋まだあるから。和室とか好きかな?」
「え!?和室とかあるんですか?」
「あるよ。この裏にね。行こうか。」
そう話しを進めるとマスターの後ろにある鏡張りの壁の端っこに部屋の扉があることに気付く。
[秘密のお部屋]
そう書かれた部屋の壁だが、入り口が見えている扉で秘密って。。。そう思っていると察したのかマスターが答える。
「この名前?まぁ、お仕置き部屋でもよかったんだけどあえて書かなかったの。行こうか。」
そう言われてマスターが向かう。岩村さんのほうを向くと、行って来い行って来いと手を振っている。移動の際何人かこちらを見ている。おそらくみんな部屋で何が行われるか知っているのだろう。顔が赤くなるのと興奮してきてズボンの前が突っ張るのを感じながら急いで扉を開ける。中には和室が小さいながらもきれいに掃除されている状態であった。
「他にも部屋はあるんだよ?電車の中みたいのとかー、刑事の取調室みたいのとかー。まぁそれはおいおいだね。はじめはやっぱり和室?って感じかと思ってね。斎藤さんはお説教とかもほしい?」
こなれた感じで話が進み少し不安になる。
「あの?これってやっぱり別料金とかかかるんですか?」
「大丈夫。スパンキングの部屋代は確かにかかるけど今回は初回だからサービスだよ。早くさくっとやって岩村さんのところに戻ろうか?さぁ、早く膝の上においで。」
そういって座布団の上で正座をしているマスターが膝を叩く。心臓が強く鼓動する中靴を脱ぎ膝の上にのる。前のツッパリなどお構いなしだ。
「元気だねー。でも今からちょっと痛いからしっかり我慢するんだよー。」
そういって膝上でのプレイが始まった。少しかわいらしい印象とは裏腹に強い平手打ちが尻に叩きつけられる。
パァン!パァン!と音がスーツの上から響き、大人の斎藤でも不安にする力があった。じんじんと痛みが全体に広がったあたりでズボンを下ろされる。遠慮のない力技に斎藤はますます不安になった。
「これって、音とか大丈夫なんですか?」途中から不安していたことを聞いてみる。しかしマスターは無言だった。それがより斎藤を不安にさせた。トランクスのパンツの上からの平手は先ほどのよりは確かに協力で、思わず声も漏れる。薄い布一枚で守られているお尻はすでにピンク色に染まっているだろう。
「あの!何発叩くんですか!?それくらい教えてください!」
とパチィン!パチィン!と音を立たされながら斎藤が聞くとようやくマスターが答えた。
「初回だからね、斎藤さんがどの程度耐えられるか見るためにも斎藤さんが反省したなーって感じが伝わるまでだよ。」
そういいながら何度も叩きつける。いくら趣向が同じとはいえ経験の少ない斎藤は焦っていた。
「いや、、痛い!痛いです!・・・あんまり強いのは駄目なんですよ!あと音のこと教えてくださいよ!気になってしょうがないです!」
「そういってるうちはまだ大丈夫なんだよ。斎藤さん。まだまだ反省できていないね~。音なんて気にしてたらだめだよ!」
そういって今度はトランクスにも手をかける!ズルッと下ろされてとうとう尻が全部あらわになる。股間のあたりがすーっとする感じは何度経験しても不思議な気持ちになる。お尻がすべて露わになるとマスターがやさしく撫でまわしながら話し出す。
「斎藤さん思ったよりもお尻きれいだねー。自分じゃわからないだろうけど今まだピンク色だよ。どんどん濃く染めていくからね。」
さらっと暴言なのかほめ言葉なのかわからない言葉に恐ろしい発言までしてく。手のひらに息をかけた後さらに話し出す。
「私はねぇー、この手の平にはぁー、はぁーって息をかけるのにぞわってするんだよねぇ。これからお尻痛くするぞぉって宣告しているようでね。もう膝の上にのって逃げれないわけじゃないですか。そんな中この手の平の息をかける音を聞いてね。もう未来は見えたんだなって、お尻は真っ赤になるのはもう諦めて受け入れるしかないこの感じ。たまりませんね。まぁ、それは叩くときもなんですがね。」
と言ってバチィィン!!と音も威力もこれまでよりも強いのが叩きつけられた。一度特大がきてからは連打でおとされる。バチィ!バチィ!バチィィンン!・・・痛くて声もでない。膝の服をぎゅっと握り衝撃に耐える。何度も何度もうめき声をだし、涙目になっていたところで、恐ろしいとどめが刺される。
「よし、そろそろ仕上げだね。」そういって取り出したのはブラシだった。これで終わりと思っていた斎藤は焦って声を再び出し始める。
「まって!これ以上はほんとに厳しい!」
そういっているのもお構いなしにバッチィィン!とブラシがおとされた。「あああーー!」と叫ぶもののブラシの嵐はやみそうにない。斎藤はとうとう暴れ始めた。足をばたばたさせて暴れるがそこは慣れたものである。すでに腕もとられ暴れて逃げようとすると腕が痛く逃げれない。たまらず尻を振ってみても逃げれる範囲は限られるのでヒットから逃れられない。しかも逃げた先は戻されて連続で叩かれる始末だ。声が聞こえたら恥ずかしいと声を出さないようにしていた斎藤だが、そのうち痛み意外考えることが出来なくて泣き始める。
「ああああーーー、、うう、、、あぁああ!!、、ごめんなさーい!!」
思わず何も考えず叫んでいた。その後ぴたりとぶらしの嵐は止んだ。
「よし、反省したね。もう頭真っ白で何にも考えられなかったでしょ?よく反省しました。」
そういって頭をなでられる。自分でも思っていた以上に汗をかいていたことに驚かされる。もちろん涙もだが。
「よし、鏡のほうへ行ってしばらく反省。」
そういうと壁のほうに向かわされ、立っているように言われる。お尻が叩かれすぎて錘がついているようだ。ズボンとパンツをあげることなく鏡の前に立っているとマスターが塗り薬を出してきた。
「手は頭の上!鏡で自分の顔をみてごらん。結構涙の跡あるでしょ?結構厳しくしたからね。しばらくは椅子に座るときとか思い出すよ。」
薬を塗り終わると一発ぴしりとやさしくたたきこちらを向くように言う。座っているマスターの前にちょうど股間が向くのでどうも気恥ずかしい。
「後ろの鏡でお尻見てごらんすごいでしょ?」
そう言われて振り返ると真っ赤な尻にいくつか痣の跡が見える。ブラシの形状がわかってしまうもの、ほかに手形と思われる痕が見られる。
「初めてだからこれくらいにしておこうか?・・・どんどん厳しくしたり、反省できない子は塗り薬すごーくしみるのにしたり色々できるんだよ?」
とまた笑顔で怖いことを言うマスターにほんとに怖くなってきた斎藤であった。
「いや、いいです。そろそろ岩村さん飽きちゃってるだろうし。」
と返す斎藤にマスターは笑い出す。
「そんなことないと思うけど、冷やさなくていいの?」
ズボンとパンツをあげる斎藤に呼びかけるが、戻ると言い張り戻ることになった。がチャッと扉を開けると人数は8人ほどいて最初より少し増えていた。突然、みんながカウンター席にきて、こちらを見て拍手を始める。わけがわからず斎藤が岩村のほうへ視線を合わすようにすると岩村も笑っており、近づいてきた。
「なかなか見ごたえあったぞ!お尻冷やさなくていいのか?」
そう言われて斎藤の頭は再度真っ白になる・・・顔は真っ赤になる。
「え・・・?なんで??」
今度はマスターのほうへと視線を向けると、
「ごめんね。斎藤さん、初めて利用する人はみんなに自己紹介かねてやることなの。だから飽きてないっていったでしょ?あれ、マジックミラーで調節できるの。」
そういわれ鏡をみると先ほど鏡だったのが丸見えになっていた。
「えええええええーーー!」
と叫ぶが時すでに遅し。みなに尻どころか、先ほどの壁で立たされたことで、股間やら涙を流した顔まで見られたかと思うとクラクラするほどであった。
「よし、じゃあ、新人さんの尻を冷やそうか!斎藤!!脱げ!」
そう言われてズボンに手をかけられる。普段なら絶対に抵抗するタイプの斎藤であったが、ここまで見られていたらどうしようもない。
「ひどいですよ。これはー。ぜったいやりすぎですって。」と言いながらも抵抗せず脱がされる。
「はーい。おしぼりと氷です。みんな自由に使ってね。」
その後、結局下半身裸のままおしぼりを椅子にしいてお酒を飲むことになった斎藤であった。斎藤と岩村が会話していると、マスターがお酒を一杯おごってくれた。
「はい、斎藤ちゃん、お疲れ様。これ、レッドアス。レッドアイじゃなくてレッドアスね!なんちゃって。」
とビールとトマトジュースを割ったお酒をくれた。トマトは苦手なんだけどな。。
「斎藤さん、これもルールだからね。叩かれた人は赤いお酒飲むんだよー。一杯はおごりだから。今日のあれは隠し撮りとかはないから安心してね。なんだったら岩村さんのプレイの時どうだったか、お話してあげようか?」
と、どんどん話すマスターに苦笑いをする斎藤であった。「23時にこの店は閉まるからそれまではプレイ楽しんでね。もう一回紹介もすんでるし周りに声をかけてもいいと思うよ?」そう話すマスターをみて斎藤は誰を叩くか決めていた。
・・・・・・・しばらくして・・・・・・
時間もたちそろそろ23時になるころにマスターが皆に声をかける。
「じゃあ、準備するからみんなよろしくー。」
そういってマスターは急に着替え始めた。
「これで、プーサンの穴って言ってるんだよ。」と笑いながら上に赤いシャツ下は何にも来ていない状態で出口のほうへ行く。ドアの横のカーテンと窓をはずす。カーテンで隠してるだけではなかったのだ。
「それではみなさん。本日もありがとうございました。またのご利用お願いします。」
といってティガーが現れた。状況を分かっていない斎藤に岩村が説明を始めた。
「最初はね、誰もプレイしなかったんだよ。警戒とかもあってね。それでプーさんが体はったってわけ。あんなカッコでプラプラ歩いて穴にはまったらあれより恥ずかしいの中々ないだろ?」
そう笑って会計のところへ歩き出す。レジの横の穴にはマスターの下半身が丸出しであった。
「ちなみに何発でも叩いていいからお前もさっきの仕返ししたかったら百叩きでもしてきたら?だけど、時間は23時までの15分くらいだけどな。」
そう話している岩村と斎藤だったが、ほかの客がマスターの尻に平手を思い切りたたきつける。びくんと動くその姿は中々に官能的であり斎藤のスパンカーの部分をくすぐった。
「・・・一番最後に出ましょうよ。できるだけ叩きたいな。」そういう斎藤に岩村はニヤつくと「・・分かった。」といって最後まで
レジを待っていた。最後のレジになり、会計をしている間ずっと斎藤はマスターの尻を見ていた。すでに中々に赤い尻だがマスターの声は一回も聞こえなかった。これくらいならよく経験でもしているのだろう。泣き声の一つでも聞きたいと斎藤は思い腰をぐっとつかみ力いっぱい平手を叩きつけた。バチィーーン!と店内にでかい音が響く。尻がびくんと動くものの声は聞こえない。そこからはとにかく連打で叩き続けた。23時になり、ティガーに止められるまでいっぱい叩いた斎藤だったが、とうとう泣き声の一つも聞くことができなかった。
「ほら、さすがに出るぞ。」そう岩村に誘われ外に出るとマスターの上半身が出ていた。
「今日はお疲れー。あの連打、斎藤ちゃんか、なかなかやるね。次はもっと厳しくお仕置きしないと。」と笑っていた。思わず尻がきゅっとなるような一言だったが癖になりそうなのは間違いない。
「また来ますからその時はどうぞよろしく。」と斎藤も強気に返し、二重になっているもう一つの入り口に向かって歩き出した。
終わり。んー、こんなもんかね。斉藤が誰を叩いたかは省かせてもらいました(笑)