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地獄 ケツバット編

超短編。(´・ω・`)

これは書いたって言わなくてもいいかな。

ケツバットとかも考えてみるとエロイですよね。

みんなの前でだし。普通に痛いし。  個人的には脱げコールとかで恥辱にみちたケツバットシーンを書いてみたかったからなぁ。

いつかリベンジ!!

ではでは!
地獄 ケツバット編


新しい地獄の門ができ、担当になった鬼は次の落ちるものを待っていた。閻魔が人間を裁いていると一人の男が尻打ち地獄へ落ちようとしていた。

「だから!・・俺はまだ死ぬわけにはいかないんだって。絶対何かの間違いだから戻してくれよ・・・」

そう話しているのは高校生だろうか野球のユニフォームを着ている男だった。閻魔は無言で男の言い分を聞いているが特に答えていない。目を閉じて何かを考えているように見えるとき、それは閻魔が何か調べているときである。今回のような人間を裁くような時はおそらく人間の人生を調べているのだろう。

「なんの間違いもないな。竹内 悟 貴様は人生の中で多くの人間に暴力を振ってきたようだな。ふむ。なるほどな。お前どうやって死んだかわかっているのか?」

「はぁ?・・・・いや、思いだせねぇ・・・でも死ぬには早いだろ!俺まだ17だぞ!?死ぬ年じゃねぇよ!・・・早く返してくれよ・・・」少し弱気になってきた男に閻魔が答える。

「思い出せないならそのままでいい。お前の罪は覚えているか?・・いじめとかしてきたようだが。」
「・・・罪?・・いや、とくにないと思う。」「ふむ、わかった。では、後輩に対する強い指導は覚えているか?何人もやめることになったようだが。」

「あれはあいつらの根性が足りないだけで俺が何もしなくても辞めてただろ。」ふてぶてしい態度をとる男に鬼は思わず身震いをした。鬼である自分があんな態度をとったらどうなってしまうのだろう。そう震えている鬼を横目に裁かれることになった。

「以前、後輩にケツバットをして入院させたことがあっただろう。あれでよく根性が足りないなどいえたものだ。色々ある中でまずはこれを体験させてやろう。」

閻魔が手を一振りすると男の目の前の景色が一変した。目の前が明るくなると男はすっかり裁かれていることなんて忘れてしまい、グランドの隅で皆と集合していた。見慣れた監督、見慣れた部員たち、しかしどこかみんな知っているのと違うような・・・そしてなぜか自分が入ったばかりの時に3年だった先輩と一緒に今の後輩がいる。何かおかしい気がする。

それでも何がおかしいのかあまり考えることが出来ない。男が違和感を感じているとすぐに怒鳴り声が響いた。

「・・・おい!!・・・おい!竹内!!!聞いてんのか!?おい!!!」監督が怒鳴る声にようやく反応する。何を話していたのかも違和感に気をとられわからなかったものの返事をする男。「はい!!聞いてます!」と答えるものの監督の怒っている表情がひどく恐怖心を高ぶらせる。いつもこんなに怖いなんて思ったことがあっただろうか?


「調子にのってんじゃねーぞ、竹内、おい大久保、こいつに気合入れてやれ。・・・竹内こっちこい。」そう言われ輪になって集合している真ん中監督の前へと呼ばれる。足がいうこと聞かず。ゆっくりと前に歩みだす。男の震えは今までにないほどだった。

「・・・・すいませんでした・・・監督・・・あの・・」いつも弱気になんて返事をせずむしろ一発顔をひっぱたかれても睨み返すくらいの反抗心があっただけに自分のこの怖い気持ちに更なる混乱がある中、次の指示が出される。

「よし!!!竹内両手を膝に乗っけてケツを突き出せ!・・・大久保思いっきりやってやれ!」

大久保と言われピンと来ていなかった竹内だが顔をみてすぐに思い出す。入部してすぐいびってやったら後輩たちの中でも苛められるような存在になりとうとうやめてしまった後輩だ。なぜ大久保がいるのだろう。そんな違和感にもあまり考えることができず見つめている竹内。

しかし大久保は覚えていた時のような弱気でおどおどした感じをまったくみせず、まっすぐと大人顔負けの怖い表情で見つめている。そして構えをしようと竹内がしたところで違和感はより強くなる。体の自由がきかないのだ。いままで恐怖心から体がかたくなり違和感があると思っていた竹内だが、体全体となるとそれは違和感では済まされない。より恐怖心がまし歯をカタカタと震わせたがケツバットの準備は止まらない。

「しっかり歯食いしばってくださいよ。竹内先輩・・・動いたら俺なにするかわかりませんからね。」

そう大久保がバッターボックスに立つようにバットを振る準備をする。ケツバットといっても思い切り振るようなやつなんていない。そんなことをすれば怪我につながること間違いなしだ。しかし、大久保にはその手加減をするような描写が全く見えない。
すでに涙目になっている竹内に恐怖の一発が襲ってきた。ビシィィィーーン!!バットの面が尻をとらえ食い込む。

「アガァ!!ッくぅぅぅーーー。つぅぅーー。」

あまりの痛みに何も考えられずうめき声だけが意思に反してでる。気づくと顏から転んでしまっていたようだ。ようやく体の自由がきくようになり尻に手をやりうずくまっていると監督が声をあげる。

「まだ終わってねぇぞー!竹内!!つぎぃ!!・・・五十嵐!!」そう言われて出てきたのは以前入院させることになってしまった五十嵐だった。そして気づくと監督と五十嵐以外の人物が消えてそこは病室になっていた。部屋には人が自分たちしかおらずやはり違和感が強い。

「竹内先輩・・・覚えてますか?・・・俺は覚えていますよ・・・先輩のバット・・・痛かったなぁ~。今度は俺がやらせてもらいますね。」笑顔で近づく五十嵐を覚えていたが、これにもやはり違和感が否めない。五十嵐は怒っても子供っぽくこんな怖いオーラを出せるような人物ではなかったのだ。

「あの~、先輩なんかよくわかってないようだから言いますけど、ここ地獄なんですよ。」そういって病室には似合わないバットをもって構える五十嵐。自由になっていたはずの身体がいうことをきかずまた構え始める。

「・・・五十嵐!!!やめてくれ!!!」先ほどの痛みが頭から離れず叫ぶ竹内。よくわからない恐怖よりも今は目の前のバットの苦痛が怖かったのだ。

「先輩・・・ちょっと痛いですよ。」竹内の叫びもむなしくそういうやいなやビシィィィーーン!!と強烈な一撃がのめりこむ。

「ああああ!!!!!あーーーーー!!うわぁぁぁーーー。」さけぶことしかできずまた座り込む。体が自由になるのは叩かれた後のためよけようとすることもできない。強烈な一撃が続き思わず涙がこぼれ声にならない。尻を押さえうずくまっていると五十嵐が近寄って来る。

「竹内先輩・・・何か思い出しませんか?」

そう言って近寄る五十嵐から逃げようとすると監督が押してもどしてきた。

「竹内!!まだ終わってないぞ!!!構えるんだ!」
そういって竹内の体を監督が押さえると五十嵐がバットを振る。ビシィィィーーン!!次の瞬間頭に電撃が走ったように記憶がはっきりしてきた。そう竹内は五十嵐を入院させておきながらまったく反省を見せず、松葉づえをつきながら通う五十嵐の荷物を取り上げてからかっている最中、からかうのに夢中で道路に飛び出してしまい車にひかれて死んでしまったのだ。

「・・・そうだ・・・あの運転手の野郎・・・まじで許せねぇ。・・・お前はやっぱり五十嵐じゃねぇんだな!!みんな地獄が見せてる嘘ってことなんだろ!!早く解放しやがれ!!」

最初の時のような恐怖が消えないものの、慣れてきたのか強気な発言をする竹内だったがここは地獄。やさしく済むわけがなかった。

「やっとわかったんだね。先輩ぃー。でも、地獄に落ちたことには変わりないんだよ。ただで出れるわけねぇーだろ。」
そう笑顔で笑う五十嵐はやはり知っている五十嵐の顔付きではなかった。身構えているとやはり体のいうことがきかなくなりそしてまたグラウンドにもどっていた。

「よし!!!・・・みんな!!竹内は自分がなんで死んだのか!!・・・そして何をしてきたのか思い出せたようだ!!罪深い最低な竹内だったが、こいつが野球好きだったことは本当のことだったと思う。そこでこいつの罪を償ってもらう方法はケツバットにした!・・・全員準備!!」そうするとみんなが一列になって準備を始める。全然野球なんて関係なく、その列は見たこともないくらいに長い。

「よーし、竹内。お前の大好きなバットをこれからずーっとくらうことになるんだ。うんと味わうといい。」
監督の身体だが絶対に言わない口調といいイラつきもでた竹内だったために口答えをしてしまう。「おい・・・・いい加減にしろ!!!俺の知ってるやつらの身体を使うんじゃねぇーー!!!」持てる最大の力で叫んだ竹内だったがこれがいけなかった。

「・・・反省する気が足りないようだな・・・・よし!竹内!!ズボンとパンツをよこせ!!!」またも身体がいうことを聞かず竹内は下半身だけすっぽんぽんという姿になってしまう。ズボンとパンツを受け取り満足げな監督の口から閻魔の声が聞こえてくる。「いいことを教えてやろう。男。お前の言う通り確かにここにいるのは鬼たちだ・・・・だがな。やつらは仮の姿を通してお前を見ることができる。確かに叩くのは鬼だが、見ているものやお前の叫び声は本人にも聞くことができる。あまり情けない姿を見られないといいな。。ふふふ。」

ビシィィィーーン!!・・・・ビシィィィーーン!!・・・ビシィィィーーン!!ビシィィィーーン!!・・・・ビシィィィーーン!!・・・・ビシィィィーーン!!・・・

生のお尻に入ったバットは赤いラインを残すがすぐに消えて次の一撃が繰り出される。竹内が叫ぶこともできずただただおとなしくケツバットを受けるようになった後、記憶は裁かれる前に戻され絶望を繰り返すのであった。

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