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とあるニュースの物語


久々にかきました!^-^

今回は、視点を変えてみました。最近書いてなかったからなぁ。(´・ω・`)また頑張らないと。

楽しんでいただけたら幸いです!夏休みの宿題編書きたかったけどかけたらかなぁ。
ではでは!

とあるニュースの物語



暑い季節がまだまだ続く。夜になり日差しがなくなるだけでだいぶ楽にはなるが蒸し暑いこの感じは夏がまだまだ本番だということを思わせるそんな日だった。家に帰りニュースを見るといつものように暗い情報ばかりが目に映る。芸能人の荒さがし、クレーマーの特集、そして夏になり馬鹿なことをしてしまった若者などいつも通りの内容だった。

「こちら○○県にあります、○○川の付近にありますキャンプ場です!こちらでは避難勧告が出されたのにも関わらずいうことを聞かなかったのか。。。今になって、レスキュー隊が呼ばれた模様です・・・」

夕方もすぎ薄暗い中、アナウンサーの発言から撮影班がズームをきかせレスキュー隊の動きを移している。ぶれていながらも蛍光カラーで包まれた隊員たちがヘリコプターからロープで降りて集団たちを助けているシーンが写されていた。

「おー、今かよ。。。やれやれ人騒がせだなぁ~。」

部屋で1人夕飯の準備をしながら、映像を見ている。ここで一度映像が変わり撮影スタジオに戻る。

「緊急避難の放送はもっと前から流れていたということですからね・・・みなさんには速やかに避難の指示に従っていただきたいものです。」

「そうですねぇ。大丈夫だと思っていても急に川の増水はやってきてしまいますから・・・今回の様にレスキュー隊が間に合う場合はほんとによかったんですが、間に合わなかったり、連絡が取れなかったりと、うまくいかないことも考えているとみなさん自身に十分に身の安全を守るよう行動していただきたいですね。」

「現場の和泉レポーター!みなさんの救助は無事に進んでいそうですか?」

そこでまた映像が変わると、ドアップでヘリコプターの中での映像が映し出された。
ヘリコプターの中で救助されたと思わしき人物がピースサインをして笑っているのだ。

「え!?」

どきっと思ったのもつかのますぐに映像が切り替わる。

「えー。今のはいったい・・・和泉さーん?和泉さん!?無事だったんですかね?」

「えーそうですね。救助は今のところ順調に進んでいるようです。」

「今映像で笑っている映像が映っているようにも見えましたが彼らは自分たちが心配をかけさせたという自覚が無いのでしょうかね。」

「そうですねぇ。もしかしたら無事であったと伝えるためのサインだったのかもしれませんが、あの映像からだけでは何もわからないですね。」

ごはんの準備ができて、食べ始めている間にも心配の声と共に不謹慎だなという話が、ネットからの声がテロップになって流れている。

「本人たちからしてみたら助かったし、ヘリコプターにも乗れたしラッキーみたいな感覚なのかねぇ。」

もぐもぐと食べながら、すっかりテレビに対して独り言をつぶやくのが当たり前になっているとまた違うニュースが流れていた。
 しばらくは芸能ニュースや別の特集が流れているとニュース速報で全員が無事に救出されたと流れてきた。

「あー。助かったのか。まぁ何より何よりかね・・・」

ニュースが移り変わりレスキュー隊のインタビューに移り変わった。
「えー、今回救出に携わった隊長にインタビューをしたいと思います。今回の救出では川の増水がすでにだいぶひどくなっていたということで、暗い中非常に大変だったかかと思います。何が、一番大変でしたでしょうか?」

「えー、もうすでに風も落ち着いていたので、ヘリもだいぶ安定していたのでね。助けに入るのは比較的スムーズにいけました。一番大変なのは、これからです。彼らの自覚のなさを直さないといけません。」

「と言いますと?」

「すでに緊急避難の放送は流れていましたし、一度職員の方も助けに入っていたのにも関わらず、暴力行為を行い、踏みとどまったようです。救助に入った後も笑って危険があったということに対して十分な認識が取れていなかったようです。」

「命が係わる危険な行為という自覚が取れていなかった・・ということですね?」

「そうですね・・・彼らの場合、もうこれから学ぶというのはあまりにも遅いですからね・・あっ。。。始まりましたね。」

音がスタジオからテレビの方にも聞こえてくる。音はビンタを食らわせているようなそんなバチン!という音が響いている。

「これはー、何が始まったんでしょうか?」

「これはですね。単刀直入にいいますとケツ叩きです。」

「あー、、といいますと?」
ケツ叩きという表現に驚き返すアナウンサーに言い方が悪かったのかと思った隊長が言い直す。
「え?んーと、そうですね。はい。お尻ペンペン、お尻叩き、そういったものです。彼らは、今から本当にいけない事をきちんと学ぶには遅すぎるんです。もう体も大人です。精神年齢が言われてすぐ変わるようなものではないんです。それならば、こちらの対応も子供に行うそのものでいきます。つまり、子供に言い聞かせるように、悪い事をするとこうやって痛い目に合うよ?ということを彼らに教えているのです。」
「なるほど。それで今この音は先ほど救助された青年たちのお尻を叩いている音。ということなんですね?」
「はい、そうです。迷惑をかける云々の話しをしても彼らはきっとわからないでしょう。まずは、こうやって、避難の放送を聞いたら避難をするんだよ、ということを文字通り叩きこんでいる最中ですね。」

そう話している隊長の後ろでは、窓が開けられたまま隊員たちの平手打ちを尻にくらっている青年の姿が映る。わざとテレビに移そうとするためなのか、窓は全開に空いていたのだった。カメラのピントが合い、くっきりと叩かれている赤い尻の映像が少し映ったところで、切り替わった。
「えーーー。。はい。とにかく無事でよかったですね。」

焦ったあまりうまく話せていないアナウンサーに対し、テロップに流れているネットからの意見ではざわめぎがとんでもないことになっていた。

<●REC・・・とるなよww・・・・すげーな・・・感心する・・・もっともすぎる意見に笑えた・・・・ピースサインはありえないわ・・・・しっかり反省してね><・・・・親
とかに会うのきまずーーー・・・・>

などなど流れている中、普通にニュースは流れていった。またこんなニュースを見る機会があるのだろうか・・・と思いながら、インターネットで他に流出が無いかを探すためにあとかたずけを行う僕がいた。

そして最後にピントが隊長にあった状態で最後のコメントが流れた。完全にドアップで隠すことはあえてしないのか、体調の映っている横の背景で、ぼやけているが、平手打ちが落ちている放送が映っている。

「まだ暑い日が続きます。レジャーに楽しむ人が多いでしょうが。危険につながる行為は避けてください。不要なレスキューを呼ぶ方々は今回のように文字通り叩きこむよう動きますのでよろしくお願いします。」

「はい。隊長さんからのコメントでした。ありがとうございました。今日は、ゆっくりされてください。」

「はい。ありがとうございます。私もこれから叩きこみに行きますので、今日は眠れないかもしれません。それでは。」

放送は終わったが、彼らのお仕置きはまだまだ終わらない。

~終わり~

コメント

非公開コメント

レシュキュー隊員に叩かれるシチュエーションいいですね!体に教え込むっていうのが萌えます笑

夏休みの宿題編も見られたらうれしいです!

Re: タイトルなし

山田さんへ。

ありがとうございます!なんだか、レスキュー隊ってかっこいいですからねぇー。

ちょっと前に準備不足ですぐに呼ぶ人が増えているというのを見たのであーなんだかな

と思い書いてみました。(笑)痛みを伴うと人間考えざるを得ませんからね。(^^;)実際は否定派ですが(笑)

夏休みのは妄想がごちゃごちゃでまとまらなそうなんですがやれそうなら頑張ります!!

コメントありがとうございました!
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